ムービーは人生のナリッシュメント

今迄、鑑賞した映画とお勧めしたい作品

2020年12月22日(火)

■落ち込んだ時に見るべき映画

テッド

(ある日、主人公のクマのヌイグルミが神様の気まぐれで人間の様に喋り、主人公と共に生活し成長していく様に笑いを交えて話が進んでいくリアリティーのあるストーリー。ほっこりするストーリー、ちょっとブラックな笑いと友情、感動のファンタジックな物語。続編もあり、元気が貰える、楽しい作品になっている。落ち込んだ気分を一蹴してくれる笑いとキュートな主人公ベアが可愛い。いつも身近に居る存在で一人では無い。他者との交流は大切だと再認識させられる作品。)

 

■自分がヒーローになってみたい時に見るべき映画

アイアンマン

(武器商人の大富豪、いわゆる倫理的に悪い事を生業としている主人公がテロリストに拉致されて生きる意味を見出し、色々なアイデアで自分が世の中の抑止力、ヒーローになっていく物語。アイアンマンスーツを試作から作り出していく過程と成長段階が映画を見ながら自分とシンクロ出来る、高揚感を煽る作品。男の子ならば好きになる映画。ただのアメコミの映画化と思うなかれ。時代のVFXの進化により、益々リアリティーを実感できる作品。)

 

■やりきれない不快感を体験したい時に見るべき映画

ファニーゲーム

(あるひと夏に別荘へ、一家が休暇に訪れる。別荘で休暇を楽しむ一家に別荘の隣人宅の見知らぬ二人の青年が一家に訪れる。料理の材料を借りたいと訪問してくるが、材料を分けると、その材料を無意識か、ぞんざいに扱って何度も台無しにしてしまう。それを見かねた主人公の家族が青年を怒りのあまり、その青年を殴りつけてしまう。そこから、青年達が明日の朝まで、生き残れるか賭けをしないかと持ち掛けられ、残酷で理不尽な事件が発生する。見ていて本当に不快感を覚える作品。本当に意味不明と思う青年達の行動。見終えると、本当に不快になります。理不尽な立場を体験したい人にオススメです。)

 

■家族の絆を再確認したい時に見るべき映画

レインマン

(今どきの青年が経営に行き詰まり、長年離れていた自閉症、知的障害の兄と数年ぶりに父の死をきっかけに再会し、数日間を一緒に旅をする、昔の思い出や会話を振り返るロードムービ的な作品。遺産目的で出会った筈が昔は地位、お金、障害等に縛られず、一人の人間、兄弟として過ごして来た日々を思い出し、本当に大切なモノは何か?と考えさせられる作品だ。)

 

■ハラハラしたい時に見るべき映画

デモンズ

(古い作品だが最近レストア版もブルーレイディスクで販売されている。映画館やスポーツジム等、閉鎖された空間で隣人、人々が次々と悪魔化、ゾンビ化していってしまうパニックムービー。ホラーは苦手と言う人にも見る事が出来る作品。誰もが襲ってくる正に八方塞がりの状態で密室状態の閉鎖空間から生き残るといった作品。映画館で、いきなり見ていた映画のシーンの血が観客にかかり、悪魔、ゾンビ化していくと言う展開。怖いと言うより、生き残りを賭けた行動がハラハラします。ハラハラしたい時にピッタリです。)

 

■スキューバーダイビングを諦めたい時に見るべき映画

オープンウォーター

(クルージングで海の沖に出てスキューバーダイビングを楽しむも、乗って来た船があるカップルの帰船を確認せずに出発し沖に取り残された過程を描く作品。私はこの作品を見て以来、スキューバーダイビングに関しては行きたくないなと思いました。ある意味トラウマになりました。結末は見てのお楽しみなのですが、作品としては楽しめました。海の事故を防ぐ為にも御視聴をお勧めします。危険はどこにでもあります。)

 

■カッコイイ兄貴に出会いたい時に見るべき映画

ランブル・フィッシュ

(ミッキー・ロークマット・ディロン主演のある青春の1ページ。モノクロ映画だがランブル・フィッシュだけ色味がかかっている不思議なタッチの作品です。ストーリーはある兄弟の日常を描く作品なのですが、特にストーリーらしいストーリーは無く、全体的にスタイリシュな作品になっています。ミッキー・ロークマット・ディロンも若くてカッコイイです。)

 

■大人のロマンスを味わいたい時に見るべき映画

カサブランカ

(古いモノクロ映画ですが、超有名な作品です。ハンフリー・ボガードイングリット・バーグマン主演です。イングリット・バーグマンは超美人、美形女優さんです。戦時下の時代にかつて恋人同士だった二人が出会うラブストーリーです。「君の瞳に乾杯。」は有名なセリフです。)

 

■仕事のやりがいを再認識したい時に見るべき映画

下町ロケット

(日本のTVドラマですがモノづくりと言う観点から展開しているドラマ。映画ではないが、生産する側の技術、試行錯誤、企業経営と言う立場から一介の生産者、技術者として視点だけではなく生産メーカーとしての誇りを感じさせる見ごたえのあるドラマです。主演の阿部寛、バイプレーヤーの面々素晴らしい演技で見ごたえありです。仕事への姿勢を見て、自分もこうありたいと彷彿させる作品です。)

 

■意外などんでん返しを期待したい時に見るべき映画

エスター

(子供を流産した夫婦の元にある少女を孤児院から引き取る。この娘が来てから不可解な現象が起こり始め、謎の行動を取る少女にはある秘密が、、。ネタバレになるので、この少女の秘密は観てからのお楽しみ。久々に「えっ、そーやったん?」的な感じでした。地味に面白かったので未見の方は見て下さい。意外とオススメです。ジャンルはホラー?サスペンス?)

 

サイコ

(サスペンスドラマ巨匠のアルフレッド・ヒッチコックの作品です。パート3迄、シリーズ化されていますが、パート1を見るだけで充分です。あるモーテルを舞台としたサスペンスドラマです。モーテルを経営するオーナーにある秘密が。シャワーのナイフシーンは有名です。この作品も最後にどんでん返しがあるのですが、ヒッチコックの作品は現在観ても楽しめる不思議な作品です。古典作品ですが、未見の方は一度観ていただきたいです。)

 

■こんな歴史があったら体験したい時に見るべき映画

ダンス・ウィズ・ウルブズ

(ケビン・コスナー主演のアメリ南北戦争時代背景の物語。3時間ぐらいの長編だが私は当時、大学生の頃にリアルタイムの劇場で鑑賞した。確か、途中にトイレ休憩で上映を止めて鑑賞したのを覚えている。先住民のインデアンとの交流の日々。素晴らしい広大なスケールで撮影された作品だった。自然は凄いし、スケールもデカかった。現在では長編もの3時間程の作品は珍しくないが当時はこの作品と「ラストエンペラー」が長編だったのを覚えている。)

 

■サスペンスにハマりたい時に見るべき映画

ザ・ファーム 法律事務所

(トム・クルーズ主演のサスペンスドラマ。題名の割に意外とスッと入れる作品。法廷ドラマっぽいが至って普通のサスペンスドラマ。当時、アイドル的な存在だったトム・クルーズが役者として株を上げた作品。ドラマ俳優としても、やっていけると思わせた作品。展開もスピーディで退屈しない。隠れた良作。)