ムービーは人生のナリッシュメント

今迄、鑑賞した映画とお勧めしたい作品

2020年12月28日(月)

■とんでもない終焉を迎える物語を見たい時に見るべき映画

スペル

(旧スパイダーマンシリーズを監督していたサム・ライミ監督のホラー作品です。サム・ライミと言えばホラー作品なのですが、ホラーの巨匠、未だ健在を体現しています。銀行融資を断った相手、老婆から逆恨みされ呪われるという、なんとも理不尽な物語です。物語の終焉が「なんでやねん!」という感じで観ている側も腹立たしく感じる作品なのと、終焉のどんでん返しが非常に老婆に対して嫌悪感を抱きます。年を取っていくと、ある意味子供になるといいますが、正に理不尽な老婆の解釈に腹が立ちます。怖いのもありますが、それよりも厄介だなぁという思いの方が強かったです。意外とラストまで物語がしっかりしているので未見の方はオススメです。お年寄りは大事にしましょう。)

 

■ありえないシチュエーションとゲームの様なアクションが見たい時に見るべき映画

スターシップ・トルーパーズ

(1997年ポール・バーホーベン監督の作品です。「ロボコップ」という映画を御存知でしょうか?あの作品の監督です。「ロボコップ」もフィクションの未来の出来事を語った話でしたが、こちらもフィクションの未来の出来事の作品です。細部設定まで監修が行き届いており、フィクションとは思えない作品です。この作品も最後にアッと驚く結末があるのですが、それは見てのお楽しみです。シリーズ化しており、全部で大まかに3部、派生版を含めると5作ぐらいありますが、私は1作目しか印象に残って無いです。巨大昆虫軍団と戦いを繰り広げる作品でかなり非日常的です。スカッとしたい時、ゲームの様なアクション作品が見たい方、お勧めです。)

 

スプラッター系とは別の恐怖に浸りたい時に見るべき映画

痩せゆく男

(スティーブン・キング原作のホラー作品。血しぶき等のスプラッター系ではないが、ジワリと来る恐怖が怖いです。スティーブン・キングの原作を読んだ方は御存知だと思いますが原作小説の表現方法はかなり独特の表現方法があります。映画を見ると大した事無い、場面ですが、原作は何とも言えないような手の込んだ表現方法で描かれています。気に入った作品がありましたら、原作も読んで見るというのもオススメです。この作品もジプシーの呪いで苦しめられる話になりますが、血しぶき等の残虐描写は無いのですが充分怖いです。単純な世にも奇妙な物語っぽい作品だなと思いつつも充分楽しめる作品です。是非、ご覧下さい。)

 

■ハラハラする現実味のある作品が見たい時に見るべき映画

ザ・インターネット

(サンドラ・ブロック主演のスリラー作品です。TVシリーズ版もあったみたいですが、そちらは未見です。この女優さんは日に「スピード」と言う作品のヒロインを演じます。1995年当時の作品で今と比べると、かなりアナログ感があります。公開当時は阪神大震災があった頃なので携帯電話、ガラケーが普及する前ですね。作品内で出て来る記憶媒体USBメモリーとかではなくフロッピーディスクなので1.55MBぐらいの容量です。今からするとその様なデータサイズに機密事項が?という感じですが、当時はまだDOS/Vコマンドプロンプトコマンドラインを入力して実行だったと思うので、最先端スリラー映画って感じでした。ある意味、文系だった私がPCを使用する職業に就きたくなったきっかけの一つなのかも知れません。それだけインパクトのあるフィクションとは思えない作品でした。1枚のフロッピーを手に入れた事によって機密情報にアクセス出来る様になったり、巨大な権力争いに巻き込まれて行ってしまう展開に引き込まれます。レトロ感満載かも知れませんが、機会があれば見て頂くと嬉しいです。)

 

■異星人関連でアクション対決を見たい時に見るべき映画

プレデター2

(プレデターシリーズと言えばシュワルツェネッガーの1作目が有名ですが私としては直接繋がる訳では無いですが、1作目のジャングルから現代の市街地コンクリートジャングルに舞台を移して物語は展開するこの作品が大変オススメだと思います。1作目の見えない恐怖から現代の技術を駆使して対抗する現代人の話にシフトチェンジしていますが、見えていても圧倒的な戦力差、尚も知恵を振り絞って対抗していく現代人類との戦いを描く点が見ている側からすると作品に引き込まれます。この作品がきっかけで後に「エイリアンVSプレデター」と言う作品が生まれます。この作品もシュワルツェネッガー主演予定でしたがほぼほぼ無名の黒人俳優が演じています。でも話が良ければキャストが誰であれ、素晴らしい作品になるのだなと思いました。未見の方は、是非御覧ください。)