ムービーは人生のナリッシュメント

今迄、鑑賞した映画とお勧めしたい作品

2020年12月29日(火)

■人のために何かをする事に感動したい時に見るべき映画

シンドラーのリスト

(1994年の作品です。当時、大学生だった私は授業をサボって劇場で観ました。上映時間は3時間以上。観終わってトイレに駆け込んだものです。このような長時間作品も今や家で余裕を持って高画質・高音質で観る事が出来る良き時代となったものです。「96時間」主演のリーアム・ニーソン主演です。監督はスティーブン・スピルバーグ第二次世界大戦時のドイツ、ナチの占領下でのホロコーストを舞台にしています。リーアムの演技もそうなのですが、人を助けるためにあらゆる財産を手放していく行為に対して、もっと自分を犠牲にすれば良かったと自責の念を告白するシーンは涙を誘います。スピルバーグ監督の作品はフィクション系の作品が多いのですが、この作品はファンタジー系ではなくノンフィクション系の作品です。自己犠牲な行為に心を打たれます。)

■勇気が貰える作品であり、何かに挑む前に見るべき映画

ロッキー

(超有名なボクシング映画なので、ご存知の方も多いはず。続編合わせて、全7作ほどありますが個人的には1作目を推したいです。3作目くらいからフィクション色が濃くなった気がするので、こちらをオススメします。チンピラ同然のある若者が、ボクシングと出会い、ボクシングを始め、生涯の伴侶と巡り合い恋を実らせ、栄光も掴むという正にアメリカンドリームの実現です。古典作品ですが元祖スポ魂。未見の方は見るべし。この精神は長年経った現在でも通用します。この作品をバネにして、未知なる次元にチャレンジしましょう。)

 

■笑いが欲しい時に見るべき映画

少林サッカー

(2001年の作品。今から20年程前の作品。香港映画でVFXも稚拙だが、とにかく笑えます。昔、八百長を行い落ちぶれたサッカー選手が少林拳の達人とその仲間と共にサッカーチームを結成し、全国制覇を目指しながら誇りを取り戻していく物語。ストーリーも面白く、笑いが溢れ、飽きさせない作品となっています。当時は話題になり、興行収入も盛大だった記憶があります。久々の香港映画の大ヒット作となりました。昔、小学校時代にジャッキー・チェンが流行った以来の快挙でした。)

 

■ホラー系だけど悲劇、怖い中に物語が欲しい時に見るべき映画

ザ・フライ

(この作品はリメイク作品になり1986年発表ですが、初版は1958年の作品「ハエ男の恐怖」になります。物語は「物質転送機」を発明中に自信を実験台にして実験を行った結果、異物が混入し蠅と同化してしまう科学者の話です。主演はジェフ・ゴールドブラム。「ジュラシックパーク」シリーズに何度か出演しているのでご存知の方も多いかも知れません。悲劇ですが当時はVFXがスゴイと思った印象があります。初版も観ましたが1986年度版の方は現代的でフィクション感が無い、リアリティー志向にあると思います。続編もありますがホラーテイストが高いので1作目がオススメです。)

 

■あきらめたくない時に見るべき映画

オデッセイ

(2015年マット・デイモン主演の作品。火星探索の任務中に一人、火星に取り残されてしまう主人公のその後を描いた作品。地球から遥か彼方、連絡も取れない、食料も限られている、移動手段も無い極限の状況下で生き抜こうと奮闘する主人公の行動力に勇気を貰えます。ありえないシチュエーション下で、足掻きながら模索する主人公の姿勢にあきらめない精神に心動かされ共感出来ます。結末が用意されている物語なので最後まで楽しみながら観られます。)

■びっくりする結末を楽しみたい時に見るべき映画

ショーシャンクの空に

(1995年の作品。ティム・ロビンス、名優モーガン・フリーマン主演の名作。アカデミー賞は取れなかったがノミネートは多部門の7部門にわたる秀作。作品の原作はスティーブン・キング。ホラー作品だけではないと知らしめる作品。無実の罪で投獄された囚人の物語。ラストは奇想天外な終わり方で観終えると妙な充実感がある。古い作品で画的に派手さもないが、いぶし銀の様な作品。未見の方は、是非観ていただきたいです)

■お洒落で音楽も良いアダルト雰囲気な映画を見たい時に見るべき映画

パルプフィクション

(1994年の作品。巨匠クエンティン・タランティーノの作品。代名詞の暴力描写もさることながら音楽、ストーリーも秀作。オムニバス形式の様な3つのストーリーが絶妙に絡み合う作品となっている。現在なら、当たり前程度の暴力描写なので血が苦手人でも十分楽しめる作品。皆のヒーロー的なブルース・ウィリスが慮辱されるシーンとか、ある意味笑い、楽しめる作品になっています。トラボルタのダンスシーンとかスタイリシュで良い感じです。)

■リアルな殺し合いがあるリベンジ物を観たい時に見るべき映画

キルビル

(シンプルな題名ですが、正にその題名通り「ビルを殺す」ストーリーとなります。2部作に渡る長編映画で1、2合わせると4時間程の長編大作となります。殺し屋だった妊娠中の主人公の結婚式当日に襲撃犯が現れ、主人公にも重傷を負わし長年、昏睡状態にさせます。昏睡状態から目覚めた主人公の復讐劇が始まる処から物語が始まります。1は18R指定、R15指定となっています。相変わらず暴力描写が激しいですが、現在となってはそんなに強調される事も無い様な感じだと思います。グロくも無いので怖くは無いです。長い話ですが続けて観ていただきたいです。長編ですが浮き沈みもあり、退屈させない作品になっています。未見の方は、是非観ましょう。)

■色褪せない青春時代をプレイバックしたい時に見るべき映画

ブレックファストクラブ

(モリー・リングウォルド、エミリオ・エステべス主演の青春モノ。懲罰登校を命じられた5人の個性バラバラな生徒達が「自分とは何か」の課題のテーマを通して心を通わせていく青春ストーリー。日本と欧米の文化の違いは在るが、若者特有のフラストレーションや興味のあるものは全国共通なのだなと思わせる感慨深い作品。正に青春の1ページ。ストーリーは単純な1日の出来事だが、この様な体験が青春の1ページなのだなと思わせる作品。観るべし。)

■お洒落な音楽と御伽話のようなストーリーを楽しみたい時に見るべき映画

恋の行方 ファビュラスベイカーボーイズ

(1989年の作品。ミッシェル・ファイファー、ジェフ・ブリッジスボー・ブリッジス主演のラウンジ酒場を舞台としたシンガーと音楽隊の物語を綴る作品。ジャズピアノ調の音楽も良いが、このメンバーの関係がスタイリシュで当時、格好いいと感じた。サントラのCDも購入し、現在でも時折聴いている作品。ストーリーは単純な酒場の恋物語なのだが、音楽とミッシェルのセクシーな感じが心地良い作品に仕上がっています。是非、観て下さい。)