ムービーは人生のナリッシュメント

今迄、鑑賞した映画とお勧めしたい作品

2021年1月5日(火)

■ちょっとエッチなサスペンスを見たい時に見るべき映画

ワイルド・シングス

(続編があり、全部で4作ぐらいありますが私は1作目のみ観賞しました。マット・ディロンケビン・ベーコン主演の作品です。1998年の作品です。当時レンタルビデオでレンタルして観賞しました。サスペンスものという事で奥さんの妹と一緒に見たのですが、ちょっとエロチックな内容に焦った思い出があります。男前のマット・ディロン、「フットルース」のケビン・ベーコンなので爽やかなサスペンスかシリアスな内容だろうと思い拝見したのですが話の流れもありますが、少々性描写度が高いなと言うのが素直な感想でした。でもストーリーは上手く作られていて非常に楽しめる内容となっています。意外な結末も飽きさせない内容となっています。ブルーレイディスクが発売当初もソフト化されていたので一定の知名度、人気のあった作品なのだと思います。興味のある方は、是非見て下さい。)

■過去に行った善行をかみしめる余韻に浸りたい時に見るべき映画

グラン・トリノ

(2008年の作品です。この作品もクリント・イーストウッド監督の作品。見返りを要求せずに人の為に善行を行う姿に心を打たれます。欧米人がアジアン系の民族の少年をひょんなきっかけで面倒を見て成長させていく過程や地元ギャング団との争いを展開させていくストーリーに見る者は物語に引き込まれていきます。「ミリオン・ダラー・ベイビー」、「ミスティック・リバー」同様、見た後に心に残ります。是非、ご覧あれ。)

■スタイリッシュでロックなアクション映画を見たい時に見るべき映画

デスペラード

(1995年の作品です。全3部作となっており、この作品は2作目となっています。主演はアントニオ・バンデラス。有名作品としては「スパイキッズ」シリーズに出演されています。メキシコ、ギャングの抗争のアクション作品ですが中身が凄いです。スタイリッシュな銃さばき。撃ち方、演出等、漫画的といえばそうなのですが、あえてロック的テイストも入っている娯楽アクション作品です。俳優陣が中々の画になっています。メキシコギャングものという事で西部劇風な感じもしますが、見て頂くと分かります。アントニオ・バンデラスの代表作ともいえる作品です。)

■古典演劇作品を現代風に解釈した作品を見たい時に見るべき映画

ロミオ+ジュリエット

(1996年の作品です。有名なシェイクスピア作品を現代風にアレンジした作品です。剣を銃に置き換えて、騎士団をギャングに置き換えた作品。劇中も悲劇になっているのですが、現代風アレンジが良い意味で馴染んで現代風で作品に没入し易いです。公開当時は話題になり、若かりし頃のディカプリオに会えます。この頃は若いのもありますが、顔つきがシャープ。美少年でやんちゃな雰囲気が合っています。20年以上前の作品ですが、色褪せない輝きがあります。)

■非現実がある日常を体験したい時に見るべき映画

ワイルド・アット・ハート

(1990年の作品です。巨匠デビット・リンチの作品。ロードムービー形式のある男女の物語。幻想的、夢か現実か分からない手法はリンチ監督の十八番とするところ。暴力描写も今からするとタランティーノに匹敵する迫力です。主演の女優、ローラ・ダーンは他のリンチ作品にも多く出演しています。代表作は「ジュラシックパーク」「ツイン・ピークス」です。ロードムービー形式の作品ですが作品は2時間ものの物語となっており、楽しめます。優しさと力強さを兼ね合わせた女優さんです。これもある意味、ロックテイストが色濃く出ている作品です。)

■血が出ないホラーサスペンス物を見たい時に見るべき映画

ケープフィアー

(1991年の作品です。大俳優ロバート・デ・ニーロ主演です。この作品、視覚的にも怖いのですが凄いのはロバート・デ・ニーロが入れている入れ墨です。まだ、この頃GNRもそんなにメジャーではなかったし、プリズンブレイクも放映されていないし、ブランキーもデビューしたばかりで、そんなに知名度は無かったので、作り物とはいえ迫力とインパクト大でした。狂気の演技もさすがですが、現実にこの様な人物が居たら本当にビックリです。ストーリーは犯罪者と事件担当の弁護士への恨みからの復讐劇なのですが、違った意味で怖いです。20年以上前の作品ですが、機会があれば見て下さい。見る時は部屋を暗くしていると雷光の演出度がアップします。当時、劇場で観賞したので迫力ありました。)