ムービーは人生のナリッシュメント

今迄、鑑賞した映画とお勧めしたい作品

2021年1月15日(金)

■デジタルリマスターの効果を知りたい時に見るべき映画

007 ドクターノオ

(1963年の作品。初版はTVの洋画劇場で小学生の時に初めて見ました。ブルーレイ版は見ていませんがDVDのデジタルリマスター版は見ました。実はこのデジタルリマスターと言う技術は凄いのです。TV番組のドキュメンタリー番組で補正過程を見ましたが、大変な労力と時間を費やして補正を行っています。専門課程になるのですが、色合い、フィルム傷、ノイズ等の修正を行った処理後の作品をデジタルリマスター版といいます。この作品を見た時、改めてこの技術の偉大さを実感しました。若き頃の俳優陣の姿が現代フィルムなって甦ります。機会があれば、旧版とリマスター版を見比べて下さい。音楽の世界でも近年、CDリマスター版が発売されていますが、こちらも凄い仕上がりとなっています。お気に入りのバンド、シンガー達のリマスター版を拝聴しましたが出来が凄いです。レコード世代の私がCDに移行した時も凄いなぁと思いましたが、CDのリマスター版は原版そのものを補正、修正処理を行っているので仕上がりが凄いクオリティです。故人の演奏でも現代風な音の繊細さに変化しています。技術の進歩、革新には頭が下がります。ありがとうと心から思います。)

■懐かしのTVシリーズのリブート作品を見たい時に見るべき映画

ミッション・インポッシブル

(1996年の作品。この後、大ヒットをキッカケに続編が制作され現在6作目まで公開されています。7作目は現在撮影中で公開が待たれます。往年のTVシリーズで有名な「スパイ大作戦」をベースにシリーズを構築してきました。記念すべき1作目。監督は巨匠ブライアン・デ・パルマ。緻密な計算で撮られた監督の作品は見どころ満載です。アクションだけでなく、謎解きもありサスペンス作品としても楽しめます。20年以上続くシリーズなので安心感もあるスパイアクションシリーズの1作目です。未見の方は是非、1作目から御覧になって下さい。)

■往年のヒーロー達が一丸となって戦う作品を見たい時に見るべき映画

リーグ・オブ・レジェンド/時空を超えた戦い

(2003年の作品。トム・ソーヤ、ジキルとハイドのジキル博士、ドラキュラ達がチームとなり超人同盟を組む。そして悪の武器密輸組織との戦いを描いたアクション作品。当時、超人同盟の顔ぶれが気になり、作品を見る事に。楽しめる娯楽アクション作品に仕上がっています。DVDからブルーレイの移行時にソフト化され、色々と紹介されていました。有名作品では無いですが楽しめる作品となっています。是非、御覧になって下さい。)

■魅力的な女優の作品を見たい時に見るべき映画

天使とデート

(1987年の作品。当時、高校生だった私は主演のエマニュエル・ベアールに一目惚れしました。題名通り、正に天使という代名詞に相応しい美貌の持ち主です。先述したミッション・インポッシブルにも出演しており、約10年後の作品ですがその美貌は健在でした。イングリット・バーグマンも美しい女優でしたが、当時エマニュエルは群を抜いていました。後年、「美しき諍い女」1991年の作品ですが劇中であられもない肢体を披露した時はビックリしました。当時20代だった彼女の可愛らしさは題名通り、天使でした。作品は残念なアイドルもの作品でしたが、彼女の容姿は必見です。ご興味のある方は是非、見て下さい。)

■未だ見たことのないヒーローものの結末を見たい時に見るべき映画

アベンジャーズ インフィニティウォー

(2018年の作品。この時期、病気を患い病院でブルーレイ版を購入時付属のデジタルコピーで初めて見ました。このMCUシリーズ作品は見続けていたので、ラストは衝撃でした。海外モノには珍しく無いのですが、正にバッドエンドなのです。続きは続編でリベンジするのですが、日本で欧米文化を映画のシーンで体現させるとは、ある意味スケールがデカいなと思いました。長年、見続けて来た作品だったのでこの結末は衝撃的でした。翌年、続編が発表されたのですが注目度は凄かったです。MCU作品はこの作品まで20作品ほどあるのですが、海外のアメコミ同様、上手い具合にクロスオーバーされています。未見の方は先ず「アイアンマン」「ハルク」「マイティ・ソー」「アントマン」「ドクター・ストレンジ」「キャプテンアメリカ」)「ガーディアン・オブ・ギャラクシー」「ブラックパンサー」「アベンジャーズ」を見てから見て頂けると作品を存分に楽しめます。それぞれの作品に張り巡らされた伏線がこの作品と次作で回収されます。超巨大シリーズですがヒーローものの枠にハマらない偉大な物語を是非、御覧になって下さい。)

■黒人俳優陣が魅せるハイテクノロジー世界の物語を見たい時に見るべき映画

ブラックパンサー

(2018年の作品。残念ながら主演のチャドウィック・ボーズマンは闘病の末、故人となってしまいましたが作品の中の彼は生き続けています。ただのヒーローものでは無く、映像が凄いです。監督も出演陣も黒人。多数の黒人たちが織りなすアクション大作です。アクションも凄いですが設定も細かく再現されており、ブラックパンサーを知らない方も存分に楽しめる作品となっています。アベンジャーズシリーズを楽しむ為にも不可欠な作品なので是非、御覧になって下さい。)

■漫画の様な映像美、視覚効果を楽しみたい時に見るべき映画

ドクター・ストレンジ

(2016年の作品。主演はベネディクト・カンバーバッチ。コミックのイメージに近い俳優さんです。この物語、精神世界という表現が使われており見たことのない映像美が楽しめます。目の錯覚かと疑いたくなる様な映像手法を味わえます。物語自体も難しくは無く、分かり易い展開です。この主人公は「アベンジャーズ インフィニティウォー」でもキーマンとなる人物なので是非、御覧になって下さい。)

■笑いと愛らしいキャラクター陣の冒険ファンタジーを楽しみたい時に見るべき映画

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー

(2016年の作品。主演はクリス・プラット。「ジュラシックワールド」に出演していたのでご存知の方も多いかと思います。コミカルなグルート役、声はあのヴィン・ディーゼルです。あのムキムキマッチョな方が、なんとも愛らしいグルートの声を担当しています。銀河を冒険する一団が繰り広げるファンタジーアクション作品となっています。続編と2作品あり、どちらも楽しめます。VFXも凄いのですが、笑いも多い作品で子供から大人まで楽しめます。普通に面白いです。是非ご覧になって下さい。)

■昔のTVシリーズを現代に蘇らせた作品を見たい時に見るべき映画

インクレディブル・ハルク

(2008年の作品。主演は2003年のエリック・バナでは無く、エドワード・ノートン。「ファイトクラブ」の主人公を演じた俳優。「アベンジャーズ」シリーズのハルク役はマーク・ラファロだがストーリー上、この作品を見ていれば、よりアベンジャーズを楽しめます。個人的には小学生の頃にTVシリーズをTVで見た事があるので多少違和感がありましたが作品的には違和感なく楽しめます。昔のTVシリーズのハルクは顔の形相が緑色の類人猿マッチョのイメージが強かったのですが、2003年度版からのハルクは上手くCGで表現されています。この作品も見ていればアベンジャーズをより一層楽しめますので必見です。是非ご覧になって下さい。)

■現代化されたSF系ヒーローを見たい時に見るべき映画

マイティ・ソー

(2011年の作品。主演はクリス・ヘムズワース。原作コミック像に近い俳優さんです。力強い肉体を持つ、近年では「MEN IN BLACK」の新作にも出演しています。弟役のロキという人物もアベンジャーズの話に深く関わってくるので、話を理解する上でも必見の作品です。このシリーズとしては3作品あり、4作目も撮影中だという事なので見ておいても損は無いです。TVシリーズのハルクでマイティ・ソー共演がありましたが、あの作品とはクオリティが全然違います。雷神特有の雷エフェクト表現もカッコイイです。作品単体としても迫力のある作品です。3作目は笑いが多いですが1、2作はシリアス路線で楽しめます。未見の方は是非ご覧になって下さい。)

■ほっこりする子供も楽しめる痛快アクション作品が見たい時に見るべき映画

アントマン

(2015年の作品。主演はポール・ラッド。コメディ作品に多数出演している俳優さんです。この作品でも色々とコメディセンスを発揮しています。物語は泥棒稼業に勤しんでいた主人公が愛する娘の為に更生する中で出会った博士との交流で博士の発明品を巡る争いに巻き込まれるというドタバタコメディアクション作品。見終わったら、気分がほっこりします。彼の存在が物語の展開に大きく関連します。アベンジャーズを全作品見る中では重要な作品です。未見の方は是非、チェックして御覧になって下さい。)

■侮れない華麗なデザインの日本の特撮を楽しみたい時に見るべき映画

未来忍者 慶雲機忍伝

(1988年の作品。当時、高校生だった私はこの忍者のクリチャーデザインに惹かれました。デザイン、制作、監督は雨宮慶太。同時期にアーケードゲームも出ていたのでゲーセンで遊んだ記憶もあります。この雨宮監督、実は画の才能もあり独特な画風の作品を多く描かれています。唯の特撮モノとは思うべからず。作中のデザイン、設定、当時から時代を先取りしていました。他に代表作として「牙狼」があるのですが、こちらも3D作品映画が流行の頃、牙狼の3D映画をリリースしており見ごたえのある作品に仕上がっています。日本の古くからある特撮技術に自分の世界観を載せて現代技術を用いて表現する監督の作品にはこれからも目が離せません。この作品は国内ではDVD版しかリリースされていないと思いますが機会があれば御覧になって下さい。30年以上前の作品とは思えないクオリティの高さを実感できると思います。)

■特撮モノだけど新しい発想が練りこまれた作品を楽しみたい時に見るべき映画

ゼイラム

(1991年の作品です。大学生だった当時、ビデオレンタルで見たのがキッカケでした。異星人を捕らえる為に宇宙から賞金稼ぎがやって来て騒動に巻き込まれるという展開が大まかな話の流れです。後年、この作品から派生したアニメが作られる等、多方面に影響を与えた作品となっています。続編も制作されブルーレイ版も発売されています。この作品も劇中設定が細かく設定されています。ご興味のある方は是非、見て下さい。痛快アクション作品です。)

■異星人描写が細かい作品を楽しみたい時に見るべき映画

第9地区

(2009年の作品。難民として地球にやって来ている宇宙人を題材にしたドキュメンタリー風作品。近年、VFX技術も進化したので表現がリアリティー溢れています。物語は難民の宇宙人のクレームや生活状態をドキュメンタリー風に描いている作品で実際、移民してきたらこのような感じ何だろうと思わせる作品になっています。知らない人が見たら異星人って本当に移民して来ている?と勘違いしそうな作品です。笑いもあり、面白い作品です。興味のある方は御覧になって下さい。)