ムービーは人生のナリッシュメント

今迄、鑑賞した映画とお勧めしたい作品

2021年1月19日(火)

■トラウマ級の映像を見たい時に見るべき映画

キャリー

(1976年の作品です。2013年にリメイクされ新作映像作品もありますが、ご紹介するのは1976年の作品です。初見は小学校低学年の頃、TVの洋画劇場で見たのが初見です。スティーブン・キング原作の話で、超能力少女の能力の暴走シーンをホラー要素たっぷりで表現されています。小学生の頃に見たのですが、有名なバケツの中の液体を被るシーンは衝撃的でした。色々な映像作品が出ている現在では、さほど衝撃的ではないかも知れませんが当時は衝撃的でした。未見の方は是非、御覧下さい。)

■青少年不良もののアクションストーリーを見たい時に見るべき映画

ウォリアーズ

(1979年の作品です。監督は巨匠ウォルター・ヒル。夜の街を取らせたらピカ一の監督です。物語は真夏のニューヨーク。ギャングの大集会中、演説者のカリスマ的人物が殺されてしまう。犯人は集会に参加していたブロンクス出身のチーム、ウォリアーズだと濡れ衣を着せられてしまう。四面楚歌の中、命を狙われながら地元へ帰還する過程を描いた作品です。後に劇中のシーンを彷彿させる描写が日本の漫画でも多岐にわたって使われています。初見はTVの洋画劇場で見ました。夏に見ると劇中の季節と相まってリアルな感じを味わえると思います。興味のある方は、是非見て下さい。)

■現実はこうなるのかな?と思ってしまう作品を見たい時に見るべき映画

クロニクル

(2012年の作品です。映像が監視カメラ、ドライブレコーダー、警察のヘリのカメラ等、少し違った味わいのある撮影方法で撮られていて斬新です。アメリカでふとした事から超能力に目覚めてしまった高校生3人組の話を描いています。超能力という偉大な力を手に入れるとこの様な感じになるのかな?と思い感情移入出来る作品です。私的には「AKIRA」の登場人物ってこんな感じなのかな?と思いを巡らせました。マイナー作品ですが秀作です。未見の方は是非、見て下さい。)

■こんな制度があったら怖いと感じる作品を見たい時に見るべき映画

パージ

(2013年の作品です。カテゴリー的にはホラーになるみたいです。経済が崩壊したアメリカでパージ法という一日だけ、あらゆる犯罪が合法化される日を設立する。その一日を描いた作品。ある意味「真夜中の処刑ゲーム」と似たようなシチュエーションの作品です。亜流、派生作品の続編も制作されていてどの作品も実際にあったら怖いと思わせる内容になっています。難しい設定も無く、分かり易い内容となっていますので気軽に見る事が出来ます。興味のある方は御覧下さい。)

■巨大ロボットを操縦している気分になれる作品を見たい時に見るべき映画

パシフィックリム

(2013年の作品。特撮モノの作品ですが、日本の特撮モノと違う、リアリティー溢れる作品となっています。5年後には続編が発表され、物語の10年後の話を描いていますが、個人的には客観的に描かれた続編よりも主観的に描かれた1作目の方がインパクトは強かったです。本当にこの作品を見ているとロボットを操縦している気分になれます。映像も大画面で見る事をオススメします。今は大きく成長されていますが、菊池凛子の幼少期役で芦田愛菜も出演しています。家のホームシアターでブルーレイ版を拝見させていただきましたが音も迫力があり、映像も素晴らしく綺麗で納得の作品でした。男の子なら好きになる作品です。未見の方は是非、見て下さい。)

■中国文学を知りたい時に見るべき映画

レッドクリフ

(2008年の作品。中国の三国志演義を元にクライマックスシーンの赤壁の戦いを描いたアクション作品です。この作品はPart.1、2があり1から見始めないと物語は楽しめません。東洋系俳優陣としては金城武中村獅童らが出演しており監督は巨匠ジョン・ウーです。「男たちの挽歌」の雨あられの銃弾を木矢に変え、この作品を完成させました。正直、中国モノと知って期待はしていなかったのですが、この作品の迫力には圧倒されました。是非、大画面で御覧になって下さい。)

■何気ない生物に恐怖する、そんな作品を楽しみたい時に見るべき映画

(1963年の作品。監督は巨匠アルフレッド・ヒッチコック。超有名作なのでご存知の方も多いかと思います。私自身、TVの洋画劇場で拝見したぐらいで映像作品として初めからキチンと見た事がありませんでした。時を経て大人になってからこの作品を見返しました。面白いです。ジャンルは生物パニックモノのサスペンスです。劇中、BGMが使われていない事も後に知りました。本当にヒッチコック作品は計算されつくした上で制作されたのだなぁと感心致します。この作品は古い作品で色も一応、カラー作品なのですがブルーレイ版でなくとも映像美は楽しめます。この機会に見直してはいかがでしょうか。)

■イタリアのホラー巨匠の作品を楽しみたい時に見るべき映画

サスペリア

(1977年のイタリア映画の作品。「サスペリア Part2」と言う作品がありますが、この作品の続編では無いのでご注意下さい。魔女シリーズとして3部作制作されています。「サスペリア」、「インフェルノ」、「サスペリア・テルザ」です。この作品、実は私が小学生の頃、TVで劇場CMを流しており、その時のキャッチコピーが「ひとりでは決して見ないで下さい」と言うものでした小学1、2年の頃このCMに興味があったのを覚えています。劇中の音楽は「ゴブリン」。イタリアのプログレッシブバンドです。後のアルジェント作品には多く関わってくるバンドなのですが、独特のオドロオドロしい曲調が作品を盛り上げます。そのような意味では、このアルジェント監督、音楽方面にも先見の明があったのでしょうか、後の「フェノミナ」と言う作品ではヘビメタバンドの「アイアン・メイデン」を起用し劇中音楽を担当しているのですが、上手く作品にハマっています。他にも有名作品を多数制作されている監督ですが、この作品にも魅力たっぷりのエッセンスがありますので是非、御覧になって下さい。)

■誰もが知っているスーパーヒーローの元祖を楽しみたい時に見るべき映画

スーパーマン

(1978年の作品。これまではTVドラマ等で放映されてきた作品が映画化された記念すべき作品。近年リブート作が数々発表されていますが、やはり元祖はクリストファー・リーヴ。残念ながら1995年に落馬事故を起こし、車イス生活を余儀なくされておられます。主演のシリーズも4作品制作され絶大な人気を誇る作品です。私が初めて見たのは2作目で当時、劇場で観賞しました。今からでは考えられませんが、あまりの人気で2作目公開中に1作目もリバイバル公開されていて、順番的には2作目を見てから1作目を見ました。家庭内にビテオデッキが流行りだした頃でした。当時、大画面で見るダムでの救出劇、街中での3人のクリプトン反逆者との戦闘シーンは大迫力でした。近年のリブート作の俳優も良いですが私の中のスーパーマンはやはり、クリストファー・リーヴです。ルックスが知的な美男子、優等生感が凄いです。スーパーマンを語るなら、彼は外せません。クリストファー・リーヴを知らない方。是非、御覧になって下さい。)

■特殊能力を持つ青年の物語を見たい時に見るべき映画

ジャンパー

(2008年の作品。主演はダースベイダー役で有名なヘイデン・クリステン。アナキン役と打って変わって短髪のヘアースタイルで演じています。ハンサムだとは分かっていましたがヘアースタイルが変わって、ハンサム度がマシマシです。ある出来事で空間瞬時移動できる能力に目覚めた青年と能力者を排除しようとする組織との戦いを描いた作品。展開がスピィーディーで見やすい作品となっています。未見の方は是非ご覧になって下さい。)

■日本人の侍精神を学びたい時に見るべき映画

ラストサムライ

(2003年の作品。主演はトム・クルーズ。他に真田広之渡辺謙小雪が出演されています。南北戦争時代のお話。日本人実業家を介してアメリカ軍士官の主人公が日本に渡り明治維新時代の日本で活躍する姿を描いた作品。トム・クルーズもですが日本俳優陣の演技も素晴らしいです。チョット暗めの作品だなぁと敬遠されていた方、是非ご覧になって下さい。侍とはが理解できる作品となっています。)

■究極のファンタジー巨編を見たい時に見るべき映画

ハリーポッターと賢者の石

(2001年の作品。主演のダニエル・ラドクリフが当時11歳。可愛い、知的でポッター役がドハマりです。主演シリーズは8作目まで制作されますが、記念すべき1作目。現在ダニエル君も31歳。ヒゲもじゃの成年になっています。「ウーマン・イン・ブラック」の様なホラー作品にも出演しています。この作品の凄いのは原作の楽しさもありますが、度肝を抜くほどの映像美です。活字で表現されたファンタジー感をそのまま、いやそれ以上に映像表現されています。初め見た時は映像美が無茶苦茶凄いと感じました。続編も回を追うごとに素晴らしい作品となっていますので、シリーズ未見の方は是非ご覧になって下さい。)

■ハラハラするミステリーサスペンスを見たい時に見るべき映画

ダ・ビンチ・コード

(2006年の作品。トム・ハンクス主演、続編も制作され全3作品制作されています。当時、多数のミステリー話題作が複数あったのですが、この作品の没入感は凄かったです。謎解きの演出に魅了されます。元々、私自身レオナルド・ダヴィンチに興味があったので楽しめました。ダビンチに興味が無い方でも楽しめます。展開もスピーディーなのでストレスなく見る事が出来ます。未見の方は、是非ご覧になって下さい。)

■気軽に楽しめるSFアクション作品を見たい時に見るべき映画

メン・イン・ブラック

(1997年の作品。主演はウィル・スミス、トミー・リー・ジョーンズ。BOSSコーヒー缶CMで一躍有名になったあの人です。この作品の主題歌を務め、アーティストとして名前を売り出したウィル・スミスも「バッドボーイズ」よりもこちらで一気にスターダムへとのし上がりました。地球への異星人入国管理官の話です。続編も制作されリブート作を含め、全4作品制作されました。笑い多めのSFアクション作品になっていますのでご興味のある方は是非、見て下さい。)

■日本では馴染み薄いが歴史のあるアメコミヒーローの作品を見たい時に見るべき映画

パニッシャー

(2004年の作品。1989年にもドルフ。ラングレン主演で制作されていますが作品としては2004年版の方がオススメです。ドルフ・ラングレン版はビジュアル的には良いのですが本人が象徴的なドクロのコスチュームを拒否した経緯もあり、ストーリー、作品としては駄作でした。2004年のトーマス・ジェーン版は作品もストーリーも良作です。この続編も制作されており、こちらもオススメです。日本では馴染み薄いですがアニメ版も制作されていてカッコよく力強いヒーローです。機会があれば見て下さい。)

■何度かリメイクされている往年のアメリカンヒーロー作品を見たい時に見るべき映画

ファンタスティック・フォー

(2005年の作品です。1994年に公開が予定されていましたが低予算で制作されたのが災いして日本公開は見送られた作品です。こちらの2005年版は大ヒットを記録し、続編も制作されました。1994年版のザ・シングは着ぐるみ丸出しのハリボテでしたが、今作はVFX技術を駆使して素晴らしく再現されています。ヒューマン・トーチ役のクリス・エバンスは後のキャプテンアメリカを演じて有名になりました。リブート作の2015年版は残念ながら興行収入苦戦作品となってしまいました。この作品はVFXも良く表現されており、ストーリーも楽しめる内容となっています。よくできた作品で普通に楽しめる作品だと思います。機会があれば見て下さい。)