ムービーは人生のナリッシュメント

今迄、鑑賞した映画とお勧めしたい作品

2021年1月29日(金)

■お洒落な夫婦関係を送る少し変わったカップルの作品を見たい時に見るべき映画

Mr.&Mrsスミス

(2005年の作品。主演はブラット・ピット、アンジェリーナ・ジョリーです。物語は結婚して数年経った夫婦が夫婦生活のカウンセラーに相談した事をキッカケに裏の生活が浮かび上がってくるというハチャメチャLOVEアクションコメディ作品となっています。家の中に保管された銃火器、裏の仕事のプロフェッショナルだった二人の夫婦生活はどうなるのか?中々、非現実的作品ではありますが面白くエキサイティングな作品に仕上がっています。当時、作品も大ヒットし話題になりました。未見の方は是非見て下さい。)

■ただのヒーロー物ではない、現実味のある作品を見たい時に見るべき映画

キックアス

(2010年の作品。この作品は劇場では無く、レンタルDVDで見ました。しかもTSUTAYA限定レンタルという事だったのでTSUTAYAでレンタルして拝見しました。原作はコミック作品。出演に関して有名所はニコラス・ケイジ、主人公達は若い無名の少年少女です。しかし内容はめちゃくちゃ面白いです。ヒーロー物なのですがリアル志向の内容となっており楽しめます。続編も制作されているので、1作目を気に入っていただけたら続編も見て下さい。とりあえず未見の方は是非見て下さい。)

■漫画をそのまま映像化したような演出が必見の作品を見たい時に見るべき映画

火山高

(2001年の作品。韓国アクションコメディ作品です。ある高校での生徒と教師の紛争を描いた作品で演出が漫画的で非常に面白いです。武道、超能力と演出表現が日本の漫画寄りです。オーラーが出現したり、水しぶきの演出など漫画テイストがふんだんにちりばめられています。古い作品ですが未見の方は是非見て下さい。)

■奪われた家族を取り戻すのに奮闘する父親の姿が見たい時に見るべき映画

96時間

(2008年の作品。主演はリーアム・ニーソン。彼は静の演技のイメージがありますが、この作品では色々とアクションを披露してくれます。役設定が元CIAの工作員なのでハンパないです。旅行先で娘が誘拐犯に拉致されるがSOSの電話を頼りに遠く離れた娘を数時間内に救出する計画を立て、救出作業を開始する。果たして救出劇は成功するのか?というのが話の本筋です。救出劇に引き込まれ、あっと言う間にエンディングを迎えます。面白い作品です。女性ならば、こんな父親に憧れるのでは無いでしょうか?続編も制作されていて、人気シリーズとなっています。ご興味のある方は是非、見て下さい。)

■美少女が熱演しているホラー作品を見たい時に見るべき映画

フェノミナ

(1985年の作品。監督はダリオ・アルジェント。当時14歳ぐらいだったジェニファー・コネリーが主演しています。怖いホラー、サスペンス作品ですが音楽も良い秀作です。この作品でヘビメタバンドのアイアンメイデンを初めて知りました。劇中音楽はダリオ作品常連のゴブリンが手掛けています。美少女の魅力全快の作品です。ウジ虫だらけの池の中に飛び込むシーンがあるのですが、確か作り物では無く、本物に近い別の虫を使用して撮影されたとの記述を劇場パンフレットで読んでビックリした覚えがあります。最近ではブルーレイリマスター版も発売されているので興味のある方は是非、見て下さい。)

■人気漫画の実写版での完成度の高い作品を見たい時に見るべき映画

SHINOBI -HEART UNDER BLADE-

(2005年の作品。邦画作品で主演はオダギリジョー仲間由紀恵。原案は山田風太郎の「甲賀忍法帖」。私は小説版よりも漫画版、せがわまさき著の方で作品にハマった口なのでこの作品は分かり易く漫画を実写化したのだなという印象でした。作品を見ると特殊効果も上手くハマっており楽しめる作品となっています。古い作品ですが、今も色褪せない作品となっています。何度かTVのシネマ番組でも放映されているので御存知の方も多いと思います。未見の方は是非見て下さい。)

■海外の特撮技術の祖を楽しみたい時に見るべき映画

シンドバッド黄金の航海

(1974年の作品。ストップ・モーションアニメーションで描かれた作品で3部作の2作目。私が小学生低学年の頃に初めて拝見しました。後で知ったのですが、昔は現在の様なCG技術、造形技術もありませんでしたが、工夫してコマ撮りでフィルムを編集して作品を制作していたのです。当時この情報を知った時、何気なく見ている作品の裏には膨大な努力、創作熱意があったのだなぁと感服しました。今見ると稚拙な感じがしますが、味のある作品に仕上がっているので興味のある方は是非、見て下さい。)

.

 

2021年1月28日(木)

■人形劇だが笑いの渦にハマれる作品を見たい時に見るべき映画

チームアメリカ/ワールドポリス

(2004年の作品。欧米の人形劇と言えば元祖「サンダーバード」が私達には馴染み深いですが、本国アメリカでは「サンダーバード」と同じくらい知名度のある作品となっています。国際警察のチームアメリカを描いた作品でパペット達が織りなすストーリーはブラックユーモアたっぷりで性的描写もアリの問題作です。しかし大爆笑です。ハリウッド映画人から政治家、テロリストまで笑い飛ばしてしまう物語は大爆笑間違いナシです。興味のある方は御覧になって下さい。)

■ワイルドな男たちの作品を見たい時に見るべき映画

ヘルライド

(2008年の作品。バイカーチームの争いを描いた作品。製作総指揮はクエンティン・タランティーノなので暴力描写は生々しいです。出て来る俳優陣が癖のある人たちばかりで、男くさい作品に仕上がっています。ライダースファッション好きにも必見の作品かも知れません。近年、話題の海外ドラマ「サンズ・オブ・アナーキー」も人気ありますが、こちらの方が時代を先取りしていたのかも知れませんね。面白い作品なので、機会があれば見て下さい。)

■元祖ホラー作家、原作の長編作品を見たい時に見るべき映画

IT

(1990年の作品。元はアメリカで放映されたTVドラマミニシリーズ。2017年にリメイクされヒットを飛ばしている。当時、ビデオレンタルでレンタルして作品を拝見しました。VHSの時代です。2本組でした。近年はDVD、ブルーレイ化もされています。リメイク版は紹介シーンしか拝見しておらず、本編は未見なので分かりませんが、リメイク作のペニー・ワイズは凶悪そうで怖さが増していると感じました。旧作の方は本当に白塗りピエロ感が否めませんが怖さは変わりません。中々、恐怖心を煽る演出が色々とあり、楽しめる作品でした。少し「スタンド・バイ・ミー」の雰囲気があるなと当時思ったのを覚えています。こちらも原作が同じスティーブン・キングの非ホラー作品なので当たり前といったら当たり前の様な気がするのですが。未見の方、旧作品とリメイク作も見て比べてみるのも面白いかも知れません。是非見て下さい。)

■理不尽なゲームに巻き込まれる異色作品を楽しみたい時に見るべき映画

レベルサーティー

(2006年のタイ映画作品。セールスマン業に従事していた主人公がある日解雇される。しかも自身は破綻寸前の金欠だった。そんな時に携帯電話に13のゲームに参加すると賞金が貰えるという謎の電話を受け取る。本作は2014年にアメリカでリメイクされた作品です。リメイク版はホラー作品というカテゴリーですが、本作はスリラー作品となっています。じわじわと全貌が見えてくる展開にハラハラします。低予算臭は否めませんがストーリー展開は面白いです。DVDレンタルに置いてあると思うので見かけたら是非見て下さい。)

■ムカつきますが実話の噂もある作品を見たい時に見るべき映画

ヒルズ・ハブ・アイズ

(2006年の作品。ホラー作品「カサンドラ」のリメイクとなっていますが核実験が行われた地域の実在の出来事が元になっているといわれている作品です。核の放射能汚染の影響で起こりうる生活形態を軸にした作品です。続編もあり、ムカつきますが見てしまいます。雰囲気が「マッドマックス」の様な作品舞台。続編と続けて見ると楽しめます。住民の容姿、生活状態がある意味ホラーなので食事中以外の視聴をオススメします。中々面白いので未見の方は見て下さい。)

■巨匠アルフレッド・ヒッチコックにインスパイアされた作品を見たい時に見るべき映画

Do you like hitch cock?

(2005年の作品。ヒッチコックへのオマージュ作品ともいわれています。ふとしたキッカケで学生の主人公が隣に住む女性に好意を抱くようになり物語は展開して行く。作品の監督はダリオ・アルジェント。イタリアホラーの巨匠監督です。作品にホラー要素は皆無で、この作品を楽しめたのならヒッチコックの作品を見る事をオススメします。きっと作品を気に入ると思います。機会があれば見て下さい。)

■地味ながらアメリカンコミック界の重鎮を見たい時に見るべき映画

ヘルボーイ

(2004年の作品。近年もリメイクされていますが紹介するのは2004年度版です。監督はギレルモ・デル・トロ。後年、「パシフィックリム」、「ホビット」シリーズを手掛ける作品の細かな設定まで表現する作品ディティールが深い監督です。リメイク作は作品クオリティーのザックリ感が自分自身に合わないと感じた為、いまだに未見です。案の定、興行収入は苦戦したみたいです。地獄の鬼っ子がナチスドイツの時代に現代に召喚され、超常現象捜査官として活躍するストーリーを展開する。コミックは読んだことは無いですが映画作品は楽しめました。続編も制作されているので興味を持たれた方、是非見て下さい。)

ポール・ウォーカーの隠れた作品を見たい時に見るべき映画

ワイルド・バレット

(2006年の作品。「ワイルド・スピード」で一躍有名になった故ポール・ウォーカーの作品。ごみ箱で拾った拳銃を巡る物語。興行収入的には苦戦したみたいですが、クエンティン・タランティーノも絶賛の作品です。少年との絡みも良く楽しめる作品です。「ワイルド・スピード」の様な派手さは無く、地味な作品ですが見ごたえはあります。事故でお亡くなりになりましたが作品の中の彼はいつまでも輝き続けます。興味を持たれた方、是非見て下さい。)

■物語開始時に主人公が殺されるサスペンス作品を楽しみたい時に見るべき映画

ヴィドック

(2001年、フランスの作品。24pのHDCAMのフルデジタル撮影された事でも話題になった作品。この作品が特異なのは物語冒頭で鏡の仮面を被った男に殺されてしまう場面から物語が始まります。この時期、変わった手法で作品を展開する作品が多くなってきた頃です。前年ではクリストファー・ノーランの「メメント」が発表されていますし映像業界の革新の時期ではなかったでしょうか?面白かった作品ですので未見の方は是非見て下さい。)

■映像美革新の作品を見たい時に見るべき映画

インビジブル

(2000年の作品。透明人間が題材になっている作品。発表の時期はプレイステーション2が発売され、爆発的なヒットに伴い、各家庭にDVDプレイヤー普及となるキッカケが生まれました。これにより一気にDVDの普及が進みVHSビデオの終末が訪れました。レンタルビデオもDVDを扱うようになりテープ媒体の衰退が始まりました。現在の様なHDDへのデーター録画は後世になりますが、磁気メディアでは無くDVDメディアへのシフトチェンジが始まり出したのもこの頃です。この作品もVFXが当時凄くてDVDの鮮明な画質に感動した記憶があります。主役を変更して続編も制作されています。当初、透明人間という制作過程のタイトルでしたが近代化を踏まえ「インビジブル」という表現になっています。透明技術を研究していたチームの一人が自らを実験台にして透明人間になり悲劇を引き起こす物語です。特筆するのは透明になる表現が唯、透明になるのではなく細胞レベルから透明になっていくという表現の解釈、VFXが印象的です。近年ハリウッドでも透明人間の作品を制作中との事なので復習する意味合いでも作品を御覧になっては如何でしょうか?)

■現実味のあるスーパーマンを見たい時に見るべき映画

ハンコック

(2008年の作品。主演はウィル・スミス、ヒロインはシャーリーズ・セロン。主人公がスーパーマンだが人々から嫌われている存在という、変わった位置付け設定の物語。よく考えると私たちの知っているスーパーマン、ヒーロー像は知的で常に周りの状況を把握して行動するイメージを持っているが、本作のヒーローはとても人間臭い。事件解決には周りの状況は一切配慮しない。時には甚大な被害を被る場面も。という流れで物語は展開します。ラストにはどんでん返しもあり、面白い作品となっています。未見の方は是非見て下さい。)

■笑いとサスペンスを同時に楽しみたい時に見るべき映画

ホット・ファズ-俺たちスーパーポリスメン!-

(2007年の作品。主演はミッションインポッシブルシリーズで一躍有名になったサイモン・ペッグ、スノー・ホワイトシリーズのニック・フロスト。有能なエリート警察官があまりにも有能すぎる為、周りに煙たがられて左遷されてしまう。その左遷先で新たな相棒と繰り広げるアクション、ブラックコメディ作品。左遷先の平穏な街にひょんなことで裏に潜む闇を目のあたりにするという物語。サイモン・ペッグB級コメディ3部作の2作目にあたる作品でもある。とにかく面白いです。隠れた名作です。未見の方は是非見て下さい。)

タイムパラドックスを交えた作品を楽しみたい時に見るべき映画

12モンキーズ

(1995年の作品。未知のウイルスを題材にしている所は現在のコロナ事情と重なる部分があるかも知れません。舞台は2035年の世界、正体不明のウイルスが原因で暗闇の地下で生活する事を強いられてきた人類。解決の為に時間を超えてウイルスをバラまいた団体、12モンキーズを壊滅させるため時間を越えて解決する物語。物語冒頭のシーンの伏線がラストシーンで回収される作品です。当時、大ヒットした作品です。若き日のブラット・ピットも出演されていますので未見の方は是非見て下さい。)

■CGではない肉体表現の限界を見たい時に見るべき映画

マシニスト

(2004年の作品。主演はクリスチャン・ベールバットマンシリーズを演じる前年の作品。不眠症で1年間眠らなかった男の物語。不眠症で寝ていない為、幻覚を見るようになって起こる事件を描くストーリー。この作品の役作りの為に30キロ近く体重を落として撮影に臨んだ。翌年にあのバットマンを演じているのだから、超人的な役者魂です。ロバート・デ・ニーロも役作りの為に髪の毛を抜いたりとプロ根性は凄いです。奇妙な作品ですがクリスチャン・ベール好きなら必見の作品です。幻想に苛まれる主人公を是非見て下さい。)

■西部劇でのコメディ作品を見たい時に見るべき映画

 バンディダス

(2006年の作品。美女二人組が繰り広げるウェスタンコメディ作品。表題のバンディダスとはスペイン語で女のならず者を意味します。主演はペネロペ・クルスサルマ・ハエックです。西部劇でのコメディものは初でした。1848年のメキシコを舞台に繰り広げられる銀行強盗事件を巡る物語。西部劇は苦手という人にもオススメできます。二人の美女が繰り広げるコメディ作品。是非見て下さい。)

■近年、スピンオフ作品も制作された元祖となる作品を見たい時に見るべき映画

オーシャンズ11

(2001年の作品。20年前の作品ですが、今見ても面白いです。主演はジョージ・クルーニー、ブラット・ピット、マット・デイモンアンディ・ガルシアジュリア・ロバーツ。スター総出演のゴージャスな作品となっています。元作品は1960年の「オーシャンと11人の仲間」のリメイク作品。続編も制作されています。ある詐欺師が仲間を集めてラスベガスのカジノから大金を強奪する物語。豪華俳優陣も見どころですが物語内容自体も古い作品とは思えない程、痛快な物語となっています。未見の方は是非見て下さい。)

 

2021年1月26日(火)

■感動的な表現を交えたSF作品を見たい時に見るべき映画

SUPER8

(2011年の作品。監督は後にスタートレックスターウォーズ作品を手掛けるJ.J.エイブラムス。宇宙人と超能力が描かれる作品となっています。主演を演じるのは、幼年期の男の子と女の子。空に舞い上がるシーンではジーンと来ます。近年、アメリカ大統領就任のゴタゴタもあり、宇宙人に関するXファイルが日の目を見る等、宇宙人の存在がクローズアップされています。宇宙人、超能力ものとしては泣ける感動作品なので珍しいです。未見の方は是非見て下さい。)

■おバカな若いパリピが繰り広げるパニック作品を楽しみたい時に見るべき映画

ラニア3D

(2010年の作品。1978年の作品「ピラニア」のリメイク作品となっています。3D映画として制作され3D映画としても楽しめます。何気なく作品を見たのですが、笑いとスリルがあり楽しめる作品でした。主演の女性保安官役にエリザベス・シューが演じています。この役者に関しては、今迄「バック・トゥー・ザ・フューチャー」、「ベストキッド」、「カクテル」等、エレガントな女性を描く作品で見て来たので、男勝りの活躍を繰り広げる今作では新たな魅力を感じました。昔と違い歳を重ねてピチピチ感は無くなっていますが頼れる肝っ玉母ちゃんという感じで新たな魅力を感じます。軽い気持ちで見られる作品です。お色気度も高いので見る時には注意して下さい。未見の方は是非見て下さい。)

■古い時代設定でもハイテクが使われているSF作品を見たい時に見るべき映画

カウボーイ&エイリアン

(2011年の作品。主演は007シリーズで有名なダニエル・クレイグ。他にハリソン・フォードも出演されています。物語の舞台は1873年、砂漠で記憶を失い倒れていた主人公が左手に嵌った金属の腕輪を巡る物語が展開されていきます。007役の印象が非常に強いダニエル・クレイグですが普通にこの時代風な青年を演じています。何故、記憶喪失になっていたのか?左腕の腕話は?数々の謎が解き明かされます。タイトルがB級作品っぽいですが、意外と楽しめる作品なので未見の方は是非見て下さい。)

■日本のあの一流芸能人のハリウッド作品を見たい時に見るべき映画

BUNRAKU

(2010年のファンタジーアクション作品です。主演はGACKTジョシュ・ハートネットデミ・ムーアも出演しています。舞台は荒廃した核戦争後の物語。映像美が独特でカメラワーク、背景装飾とかも独特です。一応ファンタジー作品なので紙芝居風な演出もあり楽しめます。アクションシーンは一切スタントマンを使用せず、GACKT本人も撮影中に歯を折るなどのアクシデントがあった様です。珍しい作風なので未見の方は是非見て下さい。楽しめると思います。)

■有名作品を有名俳優が演じるアクション作品を見たい時に見るべき映画

アウトロー

(2012年の作品。原作はリー・チャイルドが描く、ジャック・リーチャーシリーズの作品。元米軍憲兵隊捜査官のジャック・リーチャーを巡るアクション作品です。原作者が配役にトム・クルーズを推した作品で続編も制作されています。寡黙だが激強の主人公が巻き込まれる展開。「ミッション・インポッシブル」シリーズとは違った引き込まれる物語展開に作品没頭出来ます。アイドルスターの作品かぁと思われる方、是非見て下さい。)

■隠れた、近未来SF作品を見たい時に見るべき映画

レポゼッション・メン

(2010年の作品。主演はジュード・ロウ。能面的な感情があまり顔に出ない感じの俳優さんですが、本作では色々な表情を見せてくれます。物語は近未来の人工心臓で長寿を手に入れる事が出来る世界での人工臓器回収人の物語。未来的感じの白を基調とした世界観の中にも現在風の舞台表現、取立てシーンとかがあるので違和感なくリアルな感じが演出されていて楽しめる作品となっています。未見の方は是非見て下さい。)

■音楽も大ヒットしたホラー作品を見たい時に見るべき映画

フライトナイト

(1985年の作品。続編が1988年に制作され、リブート作品も2011年に制作されています。私が紹介するのは1985年版です。主題歌はJ・ガイルズ・バンドの「フライトナイト」。当時、日本でもヒットした曲でした。カテゴリーとしてはコメディ・ホラー作品。監督はトム・ホランド。現在のスパイダーマン演じる、トム・ホランドと同姓同名です。監督は77歳のおじいちゃんです。作品は放映時間も長くは無く、楽しめる作品です。吸血鬼発生か?と疑われた町でヴァンパイヤハンターを詐称し繰り広げる作品。リメイク作が制作されるほどの人気を誇る作品です。未見の方は是非見て下さい。)

■おじさん奮闘のアクション作品を見たい時に見るべき映画

ダイ・ハード

(1988年の作品。主演は今やハリウッドを代表するスターのブルース・ウィリス。この作品まではTVドラマの探偵シリーズで有名で、髪もフサフサでした。今やすっかり禿げ上がったヘアースタイルですが、この作品ではまだフサフサ感が大いに残っています。閉鎖された空間、高層ビルで繰り広げられるサバイバルゲームの様な展開は当時、高校生だった私は共感して作品を楽しんだ思い出があります。続編も制作され、アクション作品としても良くできています。大御所となるシリーズ作品の1作目です。未見の方は是非見て下さい。)

■モンスターと戦うスタイリシュな女性アクション作品を見たい時に見るべき映画

アンダーワールド

(2003年の作品。主演はケイト・ベッキンセイル。吸血鬼と狼男にまつわる物語で後にケイトは監督と結婚している。続編も制作され全5作品ある人気タイトルです。吸血鬼と狼男の種族間の戦いを描く作品。VFXも素晴らしく、アクションも満載です。銀の弾丸などの設定もあり、しっかりした作りになっている作品です。ケイトも若くて美しく、スタイリシュにこなすアクションシーンは見ものです。シリーズ未見の方は是非見て下さい。)

■カーチェイスが良い作品を楽しみたい時に見るべき映画

ゲットラッキー

(2013年の作品。ギャングのお金に手を付けてしまった兄弟の話を描く作品です。一応、サスペンス作品となっています。イケメンの登場人物が多数、出演されています。主人公の名前がラッキー。だから作品名が「ゲットラッキー」ラッキーを手に入れろ、なのですね。あまり馴染みのない役者さんばかりですが、楽しめる作品に仕上がっています。アクションもスタイリシュで印象に残る作品です。未見の方は是非見て下さい。)

■体験した事の無い密室モノのホラー作品を楽しみたい時に見るべき映画

ATM

(2012年の作品。「フローズン」、「オープンウォーター」を見て楽しめた方にはオススメです。投資会社に勤める主人公達が体験する恐怖体験。外は-20℃の世界。クリスマスパーティーに聞く途中に寄ったATMで3人は恐怖体験をする事になる物語。カテゴリーとしてはB級ホラー作品。血しぶきとかの演出は皆無だが、手に汗握る展開には先が読めません。DVDレンタル屋さんには置いてあると思うので是非見て下さい。)

■2大アクションスターの夢の共演が見たい時に見るべき映画

ローグ・アサシン

(2007年の作品。主演はジェット・リージェイソン・ステイサム。FBI捜査官の2人組が、ある殺し屋を追っていたが、追っていた殺し屋が捜査官の家族を惨殺する。復讐に燃える捜査官が殺し屋を追い詰めるストーリー。アクションも迫力があり、楽しめる作品となっています。この頃のジェイソン・ステイサムは売れっ子で多数の作品に出演していました。力技のジェイソン、本格派アクションのジェット・リー。見どころ満載の作品となっています。未見の方は是非見て下さい。)

■若いジェームズ・ボンドの様な主役が展開する作品が見たい時に見るべき映画

エージェント・コーディ

(2003年の作品。中学生くらいの男の子が実は凄腕エージェントだった。その少年が繰り広げるスパイアクション・コメディ作品。主人公は凄腕のエージェントだが女の子には奥手の青少年。その彼が悪の科学者のテクノロジーを探る任務を受けるが奥手が災いして展開する作品。マイナー作品ですが、作品としては当たりの部類に入るのではないでしょうか?とても楽しめる作品となっていますので未見の方は是非見て下さい。)

■旧文明の習慣から逃亡する作品を見たい時に見るべき映画

アポカリプト

(2006年の作品。監督はメル・ギブソン。あの事件以後、スター街道から滑り落ちた俳優の監督作品。近年には名作「リーサルウェポン」の続編が発表される等の話題がありますが、あの方の監督作品となっています。マヤ文明をベースとした残虐な捕虜の仕打ちからの逃亡、脱出劇を描いた作品。何故か、この作品を見終えた後には達成感がありました。暗いイメージの作品ですが楽しめます。興味を持たれた方、是非見て下さい。)

■過去を消して生きる男の人生を見たい時に見るべき映画

ヒストリー・オブ・バイオレンス

(2005年の作品。監督は「デッドゾーン」、「ヴィデオドローム」のデビッド・クローネンバーグ。過去を捨て穏やかな日々を送る矢先、主人公の実情を知る男たちが主人公を追い詰める。穏やかに生活を送っていた主人公の元に強盗が入るが、主人公は見事に強盗を撃退。その鮮やかな手際は町の人に讃えられ話題となるが主人公の過去を知るマフィアが主人公を追い詰める。そして主人公は、というのが物語の流れです。地味な雰囲気ですが、ダスティン・ホフマンの「藁の犬」を彷彿させる作品となっています。興味を持たれた方、是非見て下さい。)

■謎めいた展開を楽しみたい時に見るべき映画

ブルーベルベット

(1986年の作品。巨匠デビッド・リンチの作品です。この作品はデビッド・リンチ作品の入門編でもあると私は思います。生まれ故郷に帰省した主人公が父親の見舞い帰りに野原で切断された人間の耳を発見する。だが、この出来事をキッカケに徐々に隠されていた裏の世界に引き込まれて行ってしまう。これが大体のストーリーの導入部です。リンチ作品は見終わっても考えさせられる作品が多く、見終わっても楽しめます。リンチ監督の魅力を知らない方は是非見て下さい。)

2021年1月22日(金)

■ハラハラする展開のアクション作品を見たい時に見るべき映画

スピード

(1994年の作品。主演はキアヌー・リーヴス。「ビルとテッドシリーズ」で有名だったキアヌーを一躍ハリウッドスターに押し上げた作品。連続爆弾魔と特殊部隊SWAT隊員との駆け引きを描いたアクション大作。大ヒットを記録し、見た方も多いと思われる作品です。続編も舞台を変え制作されましたが、残念ながら1作目程のヒットにはなりませんでした。ハラハラするアクション作品なので未見の方は是非見て下さい。「マトリクス」とは違ったキアヌーの魅力を味わえます。)

■アニメの様なコミカルな作品を楽しみたい時に見るべき映画

マスク

(1994年の作品。主演はコメディ作品で有名になったジム・キャリー、お相手ヒロインはキャメロン・ディアス。原作はコミックですが、上手い具合に実写化されています。ヒロインのキャメロン・ディアスも若くて美人です。大ヒットを記録し、続編も制作されています。作品は、ひたすら笑いがアリ楽しめる作品となっています。主人公のマスクは初見、気持ち悪い顔かも知れませんが、見れば見るほど愛着が湧き可愛く見えてきます。未見の方は是非見て下さい。)

■オシャレな作品で音楽も良い作品を楽しみたい時に見るべき映画

リアリティ・バイツ

(1994年の作品。主演はウィノナ・ライダーイーサン・ホークです。男女4人が繰り広げる若者世代の青春モノです。主題歌はナックの「マイ・シャローナ」。1979年の大ヒット曲です。誰でも一度は耳にした事のある曲です。大学を卒業後、就職して社会の壁にぶち当たるストーリーとなっています。内容は暗そうな感じですが、青春モノ楽しめます。若いという事はエネルギーがあり、どんな困難でも立ち向かっていける事だなと痛感する作品です。ある意味、社会人になると現実が分かるのと同時に計算高くズルくなる傾向があると私は思います。所詮、この世は競争社会なのだと思います。この作品を見て、若い頃を思い出して明日から頑張って欲しいと思います。興味を持たれた方、是非見て下さい。)

■アニメ作品を見たい時に見るべき映画

GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊

(1995年の作品。原作は士郎正宗。他にも「アップルシード」「ドミニオン」等、コアなSF作品を多数手がけている有名な漫画家です。2017年にスカーレット・ヨハンソン主演で実写版も制作されています。画は繊細、細か過ぎて好みが合わないと感じている人、食わず嫌いです。何故この作品が多くの支持を受けているのか?画が細か過ぎて読みたくないと言う方、一度先入観を捨てて御覧になって下さい。原作漫画はダメでもアニメ版ならスッと入ってきます。私自身も先入観があり、原作漫画は読んでいませんでした。しかし内容を知ると非常に面白く多くのファンに支持されているのも納得がいきます。現にこの作品をキッカケに他のアニメ版、「アップルシード」、「ドミニオン」すべて拝見しました。原作も見る様になり、読破しました。「オタクっぽいし」と敬遠されている方、オタクでは無く設定を深く掘り下げた結果、その様な偏見が出てしまったのです。内容はハードボイルドタッチのSF作品です。未見の方は是非見て下さい。)

■ゲーム原作のアクション作品を見たい時に見るべき映画

モータルコンバット

(1995年の作品。この作品のゲームを遊んだ事のある方は非常に楽しめます。フェイタリティというフィニッシュ技が残虐描写に指定され日本では現在発売禁止になっている作品です。大人になれば、このフィニッシュ技は笑いを誘う必殺技にしか過ぎないのですが子供には刺激が強いかも知れません。初代モータルコンバットでは相手の背骨を抜き取るという技があり、当然日本では物議をかもしました。ゲームスタイルは対戦格闘もの。後に「キラーインセクト」というソフトも出てきますが、こちらも残虐描写が引っ掛かり、日本未発売となっています。その問題作が映画になり公開されています。悪の軍団対正義の軍団という構図で話は展開されます。派生作品もあり、人気のシリーズとなっています。ご興味のある方は是非、御覧になって下さい。)

■日本の特撮ヒーローの海外版を楽しみたい時に見るべき映画

パワーレンジャー

(1995年の作品。後にリブート作品として別作品も制作されています。続編も制作されている人気シリーズです。変身ヒーロー物は海外問わず子供たちの間でも大人気です。この作品は大人でも楽しめる作品となっています。日本作品の様に幼児向けでは無く、青少年向けだなというのが私の見解です。唯の怪人軍団対正義のヒーローにはとどまらない作品となっています。楽しめる作品となっていますので、未見の方は是非見て下さい。)

■往年の俳優共演のアクション作品を見たい時に見るべき映画

HEAT

(1995年の作品。アル・パチーノロバート・デ・ニーロ主演のアクション作品。警察対強盗団の戦いを描いた作品です。当時劇場で見たのですが、往年の俳優の共演作という事もあり話題沸騰の作品で本編も手に汗握るデッドヒートでした。本当にこのロバート・・デ・ニーロという役者はカメレオン俳優だなと感服しました。アクションもソツなくこなし、作品の配役によって色々な面を見せてくれる素晴らしい役者さんです。古い作品ですが、現在でも充分通用する作品だと思います。未見の方は是非見て下さい。)

■異星人との戦いを描いた作品を見る時に見るべき映画

インディペンデンス・デイ

(1996年の作品。主演はウィル・スミス。アメリカの独立記念日を控えたある日、巨大な宇宙船がアメリカの主要都市に現れる。地球勢は宇宙船の交信を傍受し地球侵略の意図を知るが時すでに遅く主要大都市は攻撃を受け壊滅してしまう。その危機を回避する為に決死隊を編成する男たちの物語です。感動します。これぞ男の仕事です。続編も10年後に制作されています。興味を持たれた方、是非見て下さい。)

■自然の驚異を体感したい時に見るべき映画

ダンテズ・ピーク

(1997年の作品。主演は007ジェームス・ボンド役で知られるピアーズ・ブロスナンです。火山の脅威に立ち向かうパニック映画です。VFXですが本物にしか見えない映像に圧倒されます。迫りくる煙、飛ぶ溶岩弾。怖いですがスリルある作品になっています。実際の出来事の様に思える作品です。見ごたえあります。阪神大震災を経験した私には自然の怖さがひしひしと伝わってきました。是非、御覧になって下さい。)

■近年起こりうる災害を先取りしたい時に見るべき映画

ボルケーノ

(1997年の作品。この年は天災作品が多かったですね。こちらも火山噴火もの。現在はCMでお笑い感の強い、トミー・リー・ジョーンズが主演です。地震をきっかけにアメリカ、ロサンゼルスで噴出した溶岩との対策、救助に奮闘する人々を描いた作品。当時、劇場で拝見しましたが溶岩の怖さを心底、思い知らされました。溶岩ってウルトラマンの怪獣関連でしか見た事が無かったので、実際の怖さが身に染みました。映画作品ともなると、表現がダイナミックです。未見の方は是非見て下さい。)

■映像化は困難と言われた漫画作品を楽しめる映画が見たい時に見るべき映画

スポーン

(1997年の作品。原作は当時、熱狂的なブームを呼んだ作品。映像化は無理と言われていた作品だけに前評判から凄い話題となりました。天井を突き破り登場するシーンは圧巻です。作中スポーンのマントは生き物という位置付けなのですが、動きが凄い作品です。現在ではCG技術は進んでいるので感動は薄いかも知れませんが、当時は凄いと驚きました。まだWindows95の時代。ポリゴンのPCゲームも今では考えられないぐらいのクオリティでした。その時代にこの映像美、クリチャー表現です。後にブルーレイも拝見しましたが綺麗な映像でした。物語自体はコミックの1シーンを再現したような展開ですがスポーン好きの方には納得できるレベルの作品です。未見の方は是非見て下さい。)

■シンプルなスタイリシュアクションが見る事ができる作品を見たい時に見るべき映画

アベンジャーズ

(1998年の作品。最近の方にはオールスター勢揃いの作品を連想されるかも知れませんが、こちらの作品はオシャレな2人組が繰り広げるスパイアクション作品です。元はTVで放映されていたオシャレ探偵の映画版。私がアベンジャーズの映画を見たのは、こちらが最初です。スタイリシュなアクションを繰り広げる2人組でアクションシーンに目を奪われます。主演はレイフ・ファインズユマ・サーマンユマ・サーマンは後に大ヒット作「キルビル」の主人公を演じます。古い作品ですがレイフ・ファインズは「キングスマン」に出演しているし、こちらもスパイものなので違和感なく役柄に馴染めると思います。上映時間も意外に短いアクションものなので気軽に楽しめます。未見の方は是非見て下さい。)

 

2021年1月21日(木)

■ファンタジー巨匠監督が制作したサスペンスアクション作品が見たい時に見るべき映画

イーグルアイ

(2008年の作品。主演はシャイア・ラブーフ。双子の兄弟の1人を亡くし、もう一方の主人公は平凡な日々を送っていたが、ある日テロ容疑で主人公は拘束されてしまう。その時に知り合った女性と共に目に見えない敵からの逃避行が始まる。敵は何者なのか?と言うのが物語の流れです。制作指揮は、あのスティーブン・スピルバーグです。有名作品ではありませんが見ていると物語に引き込まれる良作となっています。ご興味のある方は是非、御覧になって下さい。)

■原作と少し違うが珠玉の作品を楽しみたい時に見るべき映画

アイ・アム・レジェンド

(2007年の作品。主演はウィル・スミス。2012年の荒廃したニューヨークを舞台に3年間、犬と二人だけで生活を続ける元陸軍将校が生き残るために外敵と奮闘しながら生活を送る様子が描かれている。元々はアーノルド・シュワルツェネッガー主演で構想されていた作品らしいがギャラが折り合わず、キャストが変更になった裏話のある作品です。でもウィル・スミス版も充分楽しめます。この作品もそうですが、昔は20XX年と聞くとハイテクな表現がされていましたが2021年の現代、まだ車は天を飛んでいませんし、人工知能を持つロボットも普及していません。ドラえもんは22世紀から来たので、もう少し待てば現れるのかも知れませんね。世紀末感溢れる作品ですが、コロナ禍が進むとこの様な時代背景になる可能性があるのかも知れません。ご興味のある方は是非、見て下さい。)

■絶対にトラウマになる作品を見たい時に見るべき映画

ミスト

(2007年の作品。原作はスティーブン・キング。ホラーの巨匠だが私は原作を読んでいないので機会があれば、原作本を読みたいです。何故なら、このスティーブン・キングと言う作者は文書表現が独特で、読んで初めて動きの深みが分かる作風なので、この映画の結末を原作ではどのように描かれているのかが興味深いです。激しい嵐が、ある町を襲います。翌朝、町は霧に包まれますが突如、霧の中から触手が伸びて来て人々がさらわれます。一体、霧の中には何が?ホラーの巨匠ですがスプラッター系の描写は皆無で安心して見られます。ラストは驚愕です。)

■隠れたアメコミヒーロー待望の映画作品を見たい時に見るべき映画

ゴーストライダー

(2007年の作品。原作のアメコミは1973年に連載が始まり、有名では無かったが歴史のある作品。作品はホラーアクションのカテゴリーだが普通のアクションヒーロ作品だと思います。容姿が骸骨なのでこの時点でホラーと思われがちですが、ライダースを纏うカッコイイヒーローです。ゴーストライダーなのでバイクにまたがり疾走するのですが、残念ながらこの作品ではあまり表現されていません。次作の2作目ではバイクの疾走シーンもあり楽しめます。ストーリーもホラーファンタジー系のテイストが強いです。ゴーストライダーになった成り行きから話が展開しているのでルーツは分かり易いですが多角度からのヒーローの魅力を楽しめるのは続編の2作目からです。とりあえずは1作目から見ないと始まりません。興味を持たれた方は是非見て下さい。)

ヒッチコック作品の「裏窓」に似た作品を楽しみたい時に見るべき映画

ディスタービア

(2007年の作品。主演はシャイア・ラブーフ。この作品は展開が「裏窓」に酷似していると盗作問題になったほどの作品ですがシチュエーションが違いますので気にならないといえば気になりません。サスペンス作品で今時の足首に監視システムのGPSを付けられた主人公の行動等、今作独特の設定もあるので普通に面白いです。この時期シャイア・ラブーフは色々な作品に引っ張りダコでしたね。楽しめる内容になっています。未見の方は是非見て下さい。)

■異国の文化で話題になった作品を見たい時に見るべき映画

グエムル-漢江の怪物-

(2006年の作品。韓国作品だが私自身、韓国のVFX作品を見るのは初めてで、期待はしていなかったのですが意外と楽しめました。一応、CGで作成されていた怪物のクリチャーデザインとかは日本に負けない表現方法でした。期待せずに見た分、内容の面白さには目を見張るものがありました。国交状況は悪いですが創造作品は別問題。良い楽しめる作品でした。家族愛も描かれていて感動もします。映画はハリウッドだけではありません。インド、ヨーロッパ、西洋、東洋と素敵な作品は色々あります。国境、偏見を超えて映画作品を楽しみましょう。未見の方は是非見て下さい。)

■日本の人気漫画がハリウッド作品になった映画作品を見たい時に見るべき映画

DRAGONBALL EVOLUTION

(2009年の作品。御存知、人気漫画「ドラゴンボール」の実写映画版です。中学生の連載当初から読んでいた私としては「あの漫画が映像化出来るのか?」と言うのが本音でしたが作品は上手くストーリーが構成されていて楽しめる内容となっています。ベジータフリーザーとかは出てきませんが楽しめるファンタジーアクション作品となっています。ホイホイカプセルのマシーンとかのデザインも良く漫画の雰囲気が出ています。一度ご覧になって下さい。)

■美人に襲われたいと思う時に見るべき映画

ジェニファーズ・ボディ

(2009年のホラー作品です。主演は「トランスフォーマー」で注目を集めたミーガン・フォックスです。若くてセクシーな美貌は当時話題になりました。この作品では、そのミーガンが人々を食らう怪物役を熱演しています。こんな女性に口説かれたら、食べられても本望なのでしょうか?ギャップの激しい役柄、演技が良かったです。あまり恐怖感は無いのでホラー苦手の方でも楽しめます。是非見て下さい。)

■御伽話の様な作品を見たい時に見るべき映画

シザーハンズ

(1990年の作品。主演を務めるのはジョニー・デップ。今やジャック・スパロウ役のイメージが強いですが、昔はヤンチャな美少年でした。この作品は40歳ぐらいの時に演じた作品です。切ない物語に仕上がっています。相手役はノニーの愛称で愛されていたウィノナ・ライダー。悪夢の様な事件で評判を落としましたが、この作品は事件以前の作品です。パンクな容貌で手がハサミになっている主人公エドワード・シザーハンズ。演じるはジョニー・デップ。相手役はチャーミングな女優ウィノナ・ライダー。当時、名ラブストーリー物を期待して見ましたが、ラブストーリーはラブストーリーなのですが、切ない悲劇でした。でも心に残る作品です。未見の方は是非見て下さい。)

■多数、続編も制作された少し変わったホラー作品を見たい時に見るべき映画

エルム街の悪夢

(1984年の作品。当時、小学生の頃「ニュータイプ」という雑誌の洋画紹介記事で初めて知ったのですがフレディの手の爪が印象的で強烈なインパクトを受けました。夢の中に入って殺人を犯す。この手法は斬新でした。当時ホラー物の人物としてはホッケーマスク姿のジェイソンが有名でしたが、後にこのフレディも大人気になり、ジェイソン、フレディ、キャンディーマンがホラー悪役御三家となりました。2010年にはリメイク作も制作され人気は継続しています。笑えるシチュエーションも多く、不謹慎ですが殺人シーンなのに笑えるシーンがあります。未見の方は是非見て下さい。)

■モンスターのルーツが語られる作品を見たい時に見るべき映画

ドラキュラ

(1992年の作品。出演はゲイリー・オールドマンウィノナ・ライダーアンソニー・ホプキンス。この作品はドラキュラ映画には珍しく、ドラキュラのルーツから描かれた作品です。何故、ドラキュラというモンスターが生まれたのか?から語られる物語です。役者として多種多様な役柄を演じるゲイリー・オールドマンなので安心して見られる作品となっています。アクションシーンの類は少なく、演技で語られる作品となっていますので未見の方は是非見て下さい。)

■ロマンティックなサスペンス作品を見たい時に見るべき映画

ボディガー

(1992年の作品。主演はケビン・コスナー、故ホイットニー・ヒューストン。ホイットニーの歌う主題歌が爆発的ヒットだったので作品を見ていない人も曲は御存知の方が多いと思います。終盤のホイットニーを銃弾から庇うシーンは当時、多方面で使用されました。物語は元シークレットサービスの主人公が非番の日に襲撃されてしまった事で職を退き、個人ボディガード業を営む中、人気歌手のボディガードをする事になった話を描いています。当時、バイト仲間の男の友人と見に行った思い出があります。この作品、出来れば女性と見るか、独りで見て下さい。決して野郎同士はお勧めできません。私は初見、野郎同士でしたが。歌はもちろん、作品としての映画も良いです。未見の方、特に女性は見て下さい。)

2021年1月20日(水)

■古いが今も楽しめる非日常的な作品を見たい時に見るべき映画

バイオニックジェミー

(1976年の作品。この作品は映画では無くアメリカのTVドラマです。近年リブートの噂もあり最注目の作品です。古いTVドラマですが面白いSFドラマ作品です。元テニスプレイヤーの女性がスカイダイビング中に瀕死の重傷を負うが婚約者の願いで秘密諜報部によりサイボーグ手術を受けてサイボーグとなり様々な事件を解決する日常を描いた作品です。小学生の頃に日曜の昼頃にTV放映されていた作品です。普通に面白いTVドラマとなっています。シーズン3迄制作された長寿番組です。DVDレンタルでも置いてある店舗がありますので機会があれば御覧下さい。)

■一新された伝統あるヒーローの作品が見たい時に見るべき映画

バットマン

(1989年の作品。公開当時、高校生だった私は作品に感動し1日に2回見た思い出があります。音楽はダニー・エルフマン、主題歌は故プリンス。バットモービルがめちゃくちゃカッコ良かった印象があります。監督はティム・バートン。「ビートルジュース」、「シザーハンズ」を送り出した奇才です。暗い雰囲気の映像を撮らしたらピカイチな監督では無いでしょうか?公開までバットマンTVシリーズ作品ぐらいでしたが「スーパーマン」同様、この作品で一気に知名度を広げました。近年制作されたダークナイトシリーズ、DCエクステンディッドシリーズがありますが私個人としてはマイケル・キートン演じるこの1989年版が一番好きです。ジョーカー役のジャック・ニコルソンの怪演も良かったですが、ストイックな感じのこの作品のマイケル・キートンも好きです。音楽も良いし、映像も良い。是非、大画面で見て映像美と音楽の良さを楽しんで下さい。未見の方は必見です。)

■少し変わった設定のヒーローを見たい時に見るべき映画

デアデビル

(2003年の作品。近年では海外シリーズ化されている作品で、注目は主人公が盲目なのです。そのようなハンデがありながらも巨悪と対決する設定は今迄のヒーロー像とは一線を画す設定です。でも主人公は盲目ですが聴力が尋常では無いのです。その聴力を活かし巨悪と戦いを繰り広げます。聴覚を表現する映像も良く考えられていて納得の出来です。主人公を演じるのはベン・アフレック。DCエクステンディッドシリーズでバットマン役を演じられている俳優さんです。旧デアデビルバットマンです。ヒーローに愛された役者さんですね。新感覚のヒーローアクション作品となっていますので未見の方は見て下さい。)

■原作は漫画だが侮れない作品を見たい時に見るべき映画

Vフォー・ヴェンダッタ

(2005年の作品。この作品を見た後に原作がグラフィックノベルだと知りました。主演は「マトリックス」シリーズのヒューゴ・ウィービング、ヒロイン役は「マイティ・ソー」、「スターウォーズ」シリーズのナタリー・ポートマン。謎の仮面の男、Vによって繰り広げられる革命活動の物語。スピーディな展開で見る者を退屈させません。大量のVなる人物が出て来るので戸惑うかも知れませんが楽しめる内容となっています。未見の方は見て下さい。)

■低予算ながら後に伝説級の知名度を誇る作品を見たい時に見るべき映画

ターミネーター

(1984年の作品。公開当時、私は中学2年生で部活の同級生が見に行って面白かったと話を聞いたのが、この作品を知るキッカケでした。後に大ヒットを飛ばし続編が制作される事になる作品の1作目です。逆にこの作品を見ていないと本当の意味でターミネーターシリーズの話は理解出来ないと思います。この作品のターミネーターシュワルツェネッガーは本当に冷血殺人マシーンです。SFアクション作品と思われがちですが、ある意味ホラー作品に近い印象を受けます。この作品では「ターミネーター2」の様に優しく「アイル・ビー・バック。」等は絶対言わない印象を受けます。そのギャップが2をヒットさせた要因なのかも知れませんが。殺人マシーンのルーツを知る為には是非、この作品を見て下さい。)

■古代の生き物が現代に生存していたらとの世界観を味わいたい時に見るべき映画

ジュラシックパーク

(1993年の作品。今や誰でも知っているシリーズ。続編も制作され、現在5作目までシリーズ化されています。この作品を劇場で見たのは大学2年生の頃。当時ティラノサウルスがジワリジワリと出現するシーンは大迫力でした。足音でコップの水が振動するシーン、音響効果等、大迫力でした。現在はホームシアターでも充分、あの時の大迫力を再現出来ます。本当に技術の進歩は凄いです。恐竜の再現もCGだと分かっているのですが、本物みたいで凄いです。当時は凄い驚きでした。もはや定番作品。知らない人は少ないと思われますが久々に見返されてはいかがでしょうか?未見の方は是非見て下さい。)

■怖い魔物を退治する作品を見たい時に見るべき映画

ヴァン・ヘルシング

(2004年の作品。主演はX-MENシリーズでお馴染みのヒュー・ジャックマン。魔物ハンターの男の物語です。物語はスピーディな展開、アクションもふんだんにあり、楽しめる作品となっています。ヒュー・ジャックマンX-MENと違った味を出しており必見です。フランケンシュタイン、狼男、ドラキュラと多数のモンスターが出てきますがハンターVSモンスターの構図で描かれており楽しめる作品となっています。そんなに古臭さも無く、楽しめる作品となっていますので、未見の方は是非見て下さい。)

■少しクレージーな男のアクション作品を見たい時に見るべき映画

アドレナリン

(2006年の作品。「トランスポーター」のジェイソン・ステイサム主演のアクション作品。アドレナリンを出し続けないと心臓麻痺になる劇薬を打たれた凄腕の殺し屋が劇薬を打った人物に復讐する物語。続編も制作されヒットを飛ばした作品。「トランスポーター」とは違ったステイサムの演技が見られます。アドレナリンを出さないといけないギリギリの状況下で悪戦苦闘しながら出し続ける様子は笑いあり、盛大なアクションありと楽しめます。未見の方は是非見て下さい。)

■今や知らない人はいない海の男の物語を知りたい時に見るべき映画

パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち

(2003年の作品。ディズニーランドにもテーマパークが設立され、今や知らない人はいない程の知名度を誇る作品です。でも物語を見た事の無い人も居られるのでは無いでしょうか?「今更?」と思われるかも知れませんが3作目までは1つの章的な感じに仕上がっているので5作目までありますが3作目までは見ておきましょう。見ているとアトラクションの楽しみ方も変わると思います。私個人としてはジョニー・デップよりもオーランドのコミカルな演出が好きです。機会があれば、この機会に見て下さい。)

■ホラーの巨匠が監督する有名ヒーローアクションの作品が見たい時に見るべき映画

スパイダーマン

(2002年の作品。スパイダーマンは後に配役を変更して近年、劇場公開されていますが、この作品の前は1978、1979年のTVシリーズの再編集としてコロンビア映画から制作されていました。この時の作品はTVシリーズそのもので、オリエンタルな特撮モノ。日本版スパイダーマンよりも稚拙な作品でしたが本作は流石、映画化という迫力のある作品となっています。監督はホラー作品の巨匠サム・ライミ。3部作として3作品制作されました。流石はホラー映画の巨匠、観客視点を良く理解されているのかウェブライドの雰囲気、クモの糸を使って摩天楼を徘徊するシーンは当時、目を見張る、まるで自分が摩天楼を駆け抜けている雰囲気が出ていて素晴らしい作品となっています。リブート作としての「アメイジングスパイダーマン」、新シリーズの「スパイダーマン ホームカミング」シリーズと現在も人気のある作品です。20年近く前の作品ですが、今見ても色褪せない作品です。旧シリーズを未見の方は是非見て下さい。)

■身近に起こりうる、驚きの展開の作品を見たい時に見るべき映画

ハプニング

(2008年のサスペンス作品。奇才の監督M・ナイト・シャラマン、主演は頼れるアニキ感満載のマーク・ウォールバーグ。ミツバチがアメリカから居なくなり突然人々が自殺を始める。果たして、この謎、原因は何なのか?を探っていく物語。当時、劇場予告をTVで見て関心を持ちました。どうして起こるのか?と言う興味をそそられ非常に見たいと思いました。興味を持たれた方、是非見て下さい。作品のCMを見れば興味を持たれると思います。)

■古い作品が現在の技術で進化した作品を見たい時に見るべき映画

地球が静止する日

(2008年の作品。元は1951年の作品。2008年度版と比べると1951年版は玩具の様な印象を受けます。ロボットのゴート等は段違いのクオリティに変化しています。主演はキアヌー・リーヴス。両方見て頂くと、その差は歴然です。物語は平和の使者として現れた主人公を敵視してしまう地球人との争いを描いています。初めて見た時は作品のCGに驚きました。大画面で見ると迫力があると思います。未見の方は是非見て下さい。)

■頭を使ってギャンブルで一攫千金を狙う作品を見たい時に見るべき映画

ラスベガスをぶっつぶせ

(2008年の作品、主演は登場人物が若いという設定もあり若手俳優陣が熱演しています。工学大学の生徒達の講師がブラックジャックは数学の確率論でディーラーよりもプレイヤーの方が有利であることが証明されていると知る。この実証を元に生徒達とカウンティングという方法を使用して攻略を実践する。果たして結果は如何に?と言うのが物語の本筋です。中々の違法ではない攻略法。それを実践するときのドキドキ感。手に汗握る展開で物語に引き込まれます。未見の方は是非見て下さい。)

■笑い満載、劇終盤の意外な人物にビックリしたい時に見るべき映画

トロピック・サンダー/史上最低の作戦

(2008年の作品。「アイアンマン」で一躍有名になったロバート・ダウニー・Jr.が主演しているアクションコメディ作品です。笑い満載でバカバカしいですが面白い作品です。アクション映画の撮影に来ていた役者達が間違って本物の戦場に行ってしまう様子を描いています。物語最後のナレーションにハゲデブのオッサンが出てきますが、この人は有名なアノ俳優さんです。誰かはお楽しみに。人物を知るとビックリします。作品も楽しめる内容ですので是非見て下さい。)

 

2021年1月19日(火)

■トラウマ級の映像を見たい時に見るべき映画

キャリー

(1976年の作品です。2013年にリメイクされ新作映像作品もありますが、ご紹介するのは1976年の作品です。初見は小学校低学年の頃、TVの洋画劇場で見たのが初見です。スティーブン・キング原作の話で、超能力少女の能力の暴走シーンをホラー要素たっぷりで表現されています。小学生の頃に見たのですが、有名なバケツの中の液体を被るシーンは衝撃的でした。色々な映像作品が出ている現在では、さほど衝撃的ではないかも知れませんが当時は衝撃的でした。未見の方は是非、御覧下さい。)

■青少年不良もののアクションストーリーを見たい時に見るべき映画

ウォリアーズ

(1979年の作品です。監督は巨匠ウォルター・ヒル。夜の街を取らせたらピカ一の監督です。物語は真夏のニューヨーク。ギャングの大集会中、演説者のカリスマ的人物が殺されてしまう。犯人は集会に参加していたブロンクス出身のチーム、ウォリアーズだと濡れ衣を着せられてしまう。四面楚歌の中、命を狙われながら地元へ帰還する過程を描いた作品です。後に劇中のシーンを彷彿させる描写が日本の漫画でも多岐にわたって使われています。初見はTVの洋画劇場で見ました。夏に見ると劇中の季節と相まってリアルな感じを味わえると思います。興味のある方は、是非見て下さい。)

■現実はこうなるのかな?と思ってしまう作品を見たい時に見るべき映画

クロニクル

(2012年の作品です。映像が監視カメラ、ドライブレコーダー、警察のヘリのカメラ等、少し違った味わいのある撮影方法で撮られていて斬新です。アメリカでふとした事から超能力に目覚めてしまった高校生3人組の話を描いています。超能力という偉大な力を手に入れるとこの様な感じになるのかな?と思い感情移入出来る作品です。私的には「AKIRA」の登場人物ってこんな感じなのかな?と思いを巡らせました。マイナー作品ですが秀作です。未見の方は是非、見て下さい。)

■こんな制度があったら怖いと感じる作品を見たい時に見るべき映画

パージ

(2013年の作品です。カテゴリー的にはホラーになるみたいです。経済が崩壊したアメリカでパージ法という一日だけ、あらゆる犯罪が合法化される日を設立する。その一日を描いた作品。ある意味「真夜中の処刑ゲーム」と似たようなシチュエーションの作品です。亜流、派生作品の続編も制作されていてどの作品も実際にあったら怖いと思わせる内容になっています。難しい設定も無く、分かり易い内容となっていますので気軽に見る事が出来ます。興味のある方は御覧下さい。)

■巨大ロボットを操縦している気分になれる作品を見たい時に見るべき映画

パシフィックリム

(2013年の作品。特撮モノの作品ですが、日本の特撮モノと違う、リアリティー溢れる作品となっています。5年後には続編が発表され、物語の10年後の話を描いていますが、個人的には客観的に描かれた続編よりも主観的に描かれた1作目の方がインパクトは強かったです。本当にこの作品を見ているとロボットを操縦している気分になれます。映像も大画面で見る事をオススメします。今は大きく成長されていますが、菊池凛子の幼少期役で芦田愛菜も出演しています。家のホームシアターでブルーレイ版を拝見させていただきましたが音も迫力があり、映像も素晴らしく綺麗で納得の作品でした。男の子なら好きになる作品です。未見の方は是非、見て下さい。)

■中国文学を知りたい時に見るべき映画

レッドクリフ

(2008年の作品。中国の三国志演義を元にクライマックスシーンの赤壁の戦いを描いたアクション作品です。この作品はPart.1、2があり1から見始めないと物語は楽しめません。東洋系俳優陣としては金城武中村獅童らが出演しており監督は巨匠ジョン・ウーです。「男たちの挽歌」の雨あられの銃弾を木矢に変え、この作品を完成させました。正直、中国モノと知って期待はしていなかったのですが、この作品の迫力には圧倒されました。是非、大画面で御覧になって下さい。)

■何気ない生物に恐怖する、そんな作品を楽しみたい時に見るべき映画

(1963年の作品。監督は巨匠アルフレッド・ヒッチコック。超有名作なのでご存知の方も多いかと思います。私自身、TVの洋画劇場で拝見したぐらいで映像作品として初めからキチンと見た事がありませんでした。時を経て大人になってからこの作品を見返しました。面白いです。ジャンルは生物パニックモノのサスペンスです。劇中、BGMが使われていない事も後に知りました。本当にヒッチコック作品は計算されつくした上で制作されたのだなぁと感心致します。この作品は古い作品で色も一応、カラー作品なのですがブルーレイ版でなくとも映像美は楽しめます。この機会に見直してはいかがでしょうか。)

■イタリアのホラー巨匠の作品を楽しみたい時に見るべき映画

サスペリア

(1977年のイタリア映画の作品。「サスペリア Part2」と言う作品がありますが、この作品の続編では無いのでご注意下さい。魔女シリーズとして3部作制作されています。「サスペリア」、「インフェルノ」、「サスペリア・テルザ」です。この作品、実は私が小学生の頃、TVで劇場CMを流しており、その時のキャッチコピーが「ひとりでは決して見ないで下さい」と言うものでした小学1、2年の頃このCMに興味があったのを覚えています。劇中の音楽は「ゴブリン」。イタリアのプログレッシブバンドです。後のアルジェント作品には多く関わってくるバンドなのですが、独特のオドロオドロしい曲調が作品を盛り上げます。そのような意味では、このアルジェント監督、音楽方面にも先見の明があったのでしょうか、後の「フェノミナ」と言う作品ではヘビメタバンドの「アイアン・メイデン」を起用し劇中音楽を担当しているのですが、上手く作品にハマっています。他にも有名作品を多数制作されている監督ですが、この作品にも魅力たっぷりのエッセンスがありますので是非、御覧になって下さい。)

■誰もが知っているスーパーヒーローの元祖を楽しみたい時に見るべき映画

スーパーマン

(1978年の作品。これまではTVドラマ等で放映されてきた作品が映画化された記念すべき作品。近年リブート作が数々発表されていますが、やはり元祖はクリストファー・リーヴ。残念ながら1995年に落馬事故を起こし、車イス生活を余儀なくされておられます。主演のシリーズも4作品制作され絶大な人気を誇る作品です。私が初めて見たのは2作目で当時、劇場で観賞しました。今からでは考えられませんが、あまりの人気で2作目公開中に1作目もリバイバル公開されていて、順番的には2作目を見てから1作目を見ました。家庭内にビテオデッキが流行りだした頃でした。当時、大画面で見るダムでの救出劇、街中での3人のクリプトン反逆者との戦闘シーンは大迫力でした。近年のリブート作の俳優も良いですが私の中のスーパーマンはやはり、クリストファー・リーヴです。ルックスが知的な美男子、優等生感が凄いです。スーパーマンを語るなら、彼は外せません。クリストファー・リーヴを知らない方。是非、御覧になって下さい。)

■特殊能力を持つ青年の物語を見たい時に見るべき映画

ジャンパー

(2008年の作品。主演はダースベイダー役で有名なヘイデン・クリステン。アナキン役と打って変わって短髪のヘアースタイルで演じています。ハンサムだとは分かっていましたがヘアースタイルが変わって、ハンサム度がマシマシです。ある出来事で空間瞬時移動できる能力に目覚めた青年と能力者を排除しようとする組織との戦いを描いた作品。展開がスピィーディーで見やすい作品となっています。未見の方は是非ご覧になって下さい。)

■日本人の侍精神を学びたい時に見るべき映画

ラストサムライ

(2003年の作品。主演はトム・クルーズ。他に真田広之渡辺謙小雪が出演されています。南北戦争時代のお話。日本人実業家を介してアメリカ軍士官の主人公が日本に渡り明治維新時代の日本で活躍する姿を描いた作品。トム・クルーズもですが日本俳優陣の演技も素晴らしいです。チョット暗めの作品だなぁと敬遠されていた方、是非ご覧になって下さい。侍とはが理解できる作品となっています。)

■究極のファンタジー巨編を見たい時に見るべき映画

ハリーポッターと賢者の石

(2001年の作品。主演のダニエル・ラドクリフが当時11歳。可愛い、知的でポッター役がドハマりです。主演シリーズは8作目まで制作されますが、記念すべき1作目。現在ダニエル君も31歳。ヒゲもじゃの成年になっています。「ウーマン・イン・ブラック」の様なホラー作品にも出演しています。この作品の凄いのは原作の楽しさもありますが、度肝を抜くほどの映像美です。活字で表現されたファンタジー感をそのまま、いやそれ以上に映像表現されています。初め見た時は映像美が無茶苦茶凄いと感じました。続編も回を追うごとに素晴らしい作品となっていますので、シリーズ未見の方は是非ご覧になって下さい。)

■ハラハラするミステリーサスペンスを見たい時に見るべき映画

ダ・ビンチ・コード

(2006年の作品。トム・ハンクス主演、続編も制作され全3作品制作されています。当時、多数のミステリー話題作が複数あったのですが、この作品の没入感は凄かったです。謎解きの演出に魅了されます。元々、私自身レオナルド・ダヴィンチに興味があったので楽しめました。ダビンチに興味が無い方でも楽しめます。展開もスピーディーなのでストレスなく見る事が出来ます。未見の方は、是非ご覧になって下さい。)

■気軽に楽しめるSFアクション作品を見たい時に見るべき映画

メン・イン・ブラック

(1997年の作品。主演はウィル・スミス、トミー・リー・ジョーンズ。BOSSコーヒー缶CMで一躍有名になったあの人です。この作品の主題歌を務め、アーティストとして名前を売り出したウィル・スミスも「バッドボーイズ」よりもこちらで一気にスターダムへとのし上がりました。地球への異星人入国管理官の話です。続編も制作されリブート作を含め、全4作品制作されました。笑い多めのSFアクション作品になっていますのでご興味のある方は是非、見て下さい。)

■日本では馴染み薄いが歴史のあるアメコミヒーローの作品を見たい時に見るべき映画

パニッシャー

(2004年の作品。1989年にもドルフ。ラングレン主演で制作されていますが作品としては2004年版の方がオススメです。ドルフ・ラングレン版はビジュアル的には良いのですが本人が象徴的なドクロのコスチュームを拒否した経緯もあり、ストーリー、作品としては駄作でした。2004年のトーマス・ジェーン版は作品もストーリーも良作です。この続編も制作されており、こちらもオススメです。日本では馴染み薄いですがアニメ版も制作されていてカッコよく力強いヒーローです。機会があれば見て下さい。)

■何度かリメイクされている往年のアメリカンヒーロー作品を見たい時に見るべき映画

ファンタスティック・フォー

(2005年の作品です。1994年に公開が予定されていましたが低予算で制作されたのが災いして日本公開は見送られた作品です。こちらの2005年版は大ヒットを記録し、続編も制作されました。1994年版のザ・シングは着ぐるみ丸出しのハリボテでしたが、今作はVFX技術を駆使して素晴らしく再現されています。ヒューマン・トーチ役のクリス・エバンスは後のキャプテンアメリカを演じて有名になりました。リブート作の2015年版は残念ながら興行収入苦戦作品となってしまいました。この作品はVFXも良く表現されており、ストーリーも楽しめる内容となっています。よくできた作品で普通に楽しめる作品だと思います。機会があれば見て下さい。)