ムービーは人生のナリッシュメント

今迄、鑑賞した映画とお勧めしたい作品

2020年12月28日(月)

■漫画をそのまま映画にしたクオリティの高い作品を見たい時に見るべき映画

シンシティ

(日本ではR-15指定作品。)3つの話からなる、フランク・ミラー原作のアメコミ。原作のコミック感を損なわずに見事に映像化に成功している。内容はハードボイルド&ラブストーリー風な過激な暴力描写もありの素晴らしい作品に仕上がっている。モノクロが画風にカラーのアクセントを入れる事により一層コミック調な仕上がりになっている。スタイリシュでオシャレな不思議な世界観があり、原作を知らない人でも充分楽しめます。コミック風な作品を楽しみたい方にお勧めです。

 

■意外なラストに驚愕したい時に見るべき映画

SAW

(一応、シリーズ全7作ありますが、作品を追うごとにマンネリ化している部分もありますが、何と言っても第1作目。ラストの展開はハッとさせられます。2004年の作品ですが、知らない人は今見ても充分楽しめます。まさにサスペンススリラー。当時、真夜中にDVDで観賞していてラストにビックリしたのを覚えています。内容はありきたりな主人公を巡る事件なのですが。。少し怖いシーンもありますが未見の方は一度観賞をオススメします。)

 

■今の時期ならではのシチュエーションかと思わせる作品を見たい時に見るべき映画

AKIRA

(今から30年以上前の漫画を原作としたアニメーション映画。劇中も東京オリンピックが開催される時期の日本が舞台なので共感できる部分は多いかも?初めて劇場化された当時、私は高校2年生で、この漫画も連載中でした。ですが、漫画が終わっていないのに劇場版で上手い事、話を完結させています。所謂、漫画より先にアニメーションで展開が分かると言った試みが今となっては斬新だったなと思います。勿論、アニメより原作漫画の方が事細かく描かれていますが映画の方も遜色ない完成度になっています。当時、驚いたのは芸能y山城組の起用での音楽表現。今でも色々な音楽表現がありますがCDが普及始めた当時、かなりのインパクトがありました。それとこの「AKIRA」。作画の大友克洋は以前にも角川アニメーションの「幻魔大戦」のキャラコンテを手掛ける等、評価、実力的にも評価の高い先生でした。それらの技術が結集しこの作品を完成させました。近年、4kリマスター版もメディアとして発売され、その人気の高さが伺えます。未見の方は是非、見て下さい。)

 

■「AKIRA」を観たなら、これも見て欲しい、見るべき映画

幻魔大戦

(元の原作は平井和正の小説。第1部は全20巻。私が小学校6年生の時に劇場公開され、私は実際に劇場で1日に3回観ました。正義の超能力集団と悪の幻魔一族と言う悪魔集団との戦いを描いた話です。当時の映画館は人の入れ替えだけで観賞席を追い出される事は無かったので小学生の私は昼前から入り、夕方まで観ていました。映像、ストーリーも良かったのですが、音楽も良かった。主題歌はローズマリー・バトラーと言う女性が歌っており当時TVのベストテンとかに出演していたのを覚えています。サントラはエマーソン・レイク&パーマと言うグループが手掛けており、当時お小遣いでレコードを購入した思い出があります。小説も中1ぐらいに全巻読破しました。原作は長いので映画以降の話も沢山あり読み応えもあります。幻魔大戦以降、新幻魔大戦、真幻魔大戦と全部で60巻くらいあります。作者が近年死去の為、完全なる完結に至っていませんが一応話は収束しています。作画もストーリーも音楽も最高の作品です。興味のある方は是非、見て下さい。)