ムービーは人生のナリッシュメント

今迄、鑑賞した映画とお勧めしたい作品

2021年1月6日(水)

 

■夢の様なサクセスストーリーを見たい時に見るべき映画

スラムドッグ・ミリオネア

(2008年の作品。インドのスラム育ちの青年がクイズ番組を経て栄光を掴むサクセスストーリー。PussyCatDollsが歌っていた「Jai HO」も印象的で現在も聴く事があります。貧民街で生活していた主人公がクイズを通して栄光を掴む、ほのかな恋物語も踏まえ楽しめる内容となっています。この当時、インド映画の話題作、ヒット作が多く排出された時代でもありました。お馴染みの大人数ダンスパフォーマンスも印象的な娯楽系の作品となっています。)

 

■人生をやり直したい時に見るべき映画

バタフライ・エフェクト

(2004年の作品。続編もあり、全部で3作品ありますが私は1作目しか拝見しておりません。タイムトラベルもの?になると思いますが、このタイプの作品としては珍しく、切ない恋物語的なシチュエーションもありで非常に印象深い作品となっています。超能力?というか、ひょんなキッカケで「タイムスリップ出来るんだ」と言う事実を知り、能力を駆使して人生を改変しようと試みるのですが。と言うのが大まかな物語の流れになります。DVDとかのメディア版には複数のエンディングが用意され違った印象が出てきます。知名度は高くないかも知れませんが秀作です。未見の方は是非、見て下さい。)

■リアリティー溢れるアクション作品を見たい時に見るべき映画

ボーン・アイデンティティー

(2002年の作品です。主演のマット・デイモンは初見、アメリカの典型的な青年兵だなと思いました。ですから物語も少し堅めの作品かな?と思っていたのですが、良い意味で期待は裏切られました。正に現代を代表する、サスペンスアクションものとなっています。作品は全3作品あり、内容も濃いです。決して美青年とは言えないようなルックスですがアクションシーン、内容は必見です。3作で終わるのが惜しい作品でしたが、トム・クランシー原作の作品は色々とありますので、ご興味のある方はご覧下さい。サクッと見られます。)

■ハチャメチャなストーリーに笑いも欲しい時に見るべき映画

スネーク・フライト

(2006年の作品。主演はサミュエル・L・ジャクソン。近年は「アベンジャーズ」のあの人ですね。FBI捜査官が証人移送中のフライト内で起こる蛇のフライトパニック作品です。単純に楽しめます。残虐シーン、スプラッターシーンも無く気軽に楽しめます。本当にあったら怖いですが、現実としてはあり得るシチュエーションです。飛行機移動の際はお気を付けて下さい。)

■本当に起こった事件を見たい時に見るべき映画

ブラックダリア

(2006年の作品です。1947年、実際に起こった事件をベースに作り上げた作品。ロサンゼルスで起こった猟奇殺人事件。監督はブライアン・デ・パルマ。この監督はアルフレッド・ヒッチコックを尊敬しており、作品の随所に影響の跡が見られます。カメラワークとか。主演はジョシュ・ハートネットスカーレット・ヨハンソン。ジョシュは古風な紳士を醸し出す雰囲気の俳優、スカーレットは「アベンジャーズ」ブラックウイドゥ役が記憶に新しいです。作品はミステリー要素が多い良作となっています。是非、見て下さい。)

■アジアンテイストが入ったアクション作品を見たい時に見るべき映画

フェイス・オフ

(1997年の作品。主演はニコラス・ケイジジョン・トラボルタ。監督はジョン・ウー香港ノワールの始祖です。特徴は銃撃戦の弾丸消費量がハンパなく多い表現です。顔を入れ替えて捜査官と犯罪者が潜入するアクションスリラー作品です。愛する者の顔を指でなぞる主人公の仕草が印象的です。最後まで展開される攻防戦に作品から目が離せません。20年以上前の作品ですが現在でも充分通用します。未見の方は是非ご覧になって下さい。)

■最後まで目を離せない興奮の作品を見たい時に見るべき映画

ソード・フィッシュ

(2001年の作品です。この作品がメディア化された時期は丁度DVDが普及され始めた時期だった記憶があります。「マトリックス」と「ソード・フィッシュ」は当時定番で販売していましたので、売り上げも相当なものだったと思います。SONYのPLAY STATION2が発売された時だったのでビデオテープの代わりにDVD普及元年だった記憶が。この作品サスペンスアクションもので90分程度の上映時間なので気軽に見られます。ウルヴァリン役で有名になったヒュー・ジャックマンも出ています。良作のサスペンスアクション作品。TVの洋画劇場を見る感じで楽しめます。)

■実在の事件を体験したい時に見るべき映画

ゾディアック

(2007年の作品です。監督はデビット・フィンチャー。この監督も最後まで飽きさせない作品、「ファイトクラブ」等を作り上げてきた巨匠です。物語は実際にアメリカで起きた連続殺人事件を題材に作られています。出演者は有名どころとなるのはマーク・ラファロ、ロバート・ダウニーJr.です。「アベンジャーズ」のアイアンマンとハルクが共演しています。2時間30分の作品ですが長いと感じる事無く、鑑賞出来ます。秀作のスリラー作品に仕上がっています。)

■パロディかと思いきや、しっかりとしたホラー作品を観たい時に見るべき映画

スクリーム

(1996年の作品。続編も再作され、全部で4作あります。しかし、オススメは1作目。キチンとしたオチで納得の新感覚のスラッシャー系の作品。ホラーサスペンス要素もあり、楽しめます。TVでも何度か放映されているので、ご存知の方も多いかも知れません。恐怖物が苦手の方でも楽しめる内容です。最後のどんでん返しも当時は斬新でした。1作目から見ていくと続編も見たくなります。機会があれば、ご覧下さい。)

■華麗な演技と映像美に酔いしれたい時に見るべき映画

HERO

(2002年の作品。主演はリー・リンチェイことジェット・リー。「十歩一殺」の技を持つ主人公の技に関する情報と実態に迫った物語。当時、見た時は映像美に驚愕しました。色の使い方、場面、場面の配色、使い方が逸品でした。話の内容は技の実態に迫るという物語なのですが、当時はその映像美に感嘆しました。謎の技とは?未見の方は是非、見ていただきたいです。)

■漫画的だけど実際に演じているアクションを見たい時に見るべき映画

かちこみ!ドラゴン・タイガー・ゲート

(2006年の香港映画。香港映画といえば、当時はノワールものが多かったのですが昔ながらのブルース・リージャッキー・チェンを彷彿させるアクション娯楽作品となっています。こちらの作品はDVDレンタルで出会いました。ストーリーは青年達の争いの話なのですが、久々の傑作アクションでした。軽い気持ち、何も考えずに見られます。思わず、身体を動かしたくなります。)

■これぞCG無しの1発撮りというアクション映画を見たい時に見るべき映画

マッハ!!!!!!!!

(2003年のタイ映画作品です。3作目まで続編が制作されていますが、今回ご紹介するのは記念すべき1作目です。作品中にNGシーンがある様に「CG無し、ワイヤー無し、スタントマン無し」が宣伝文句のガチアクション作品でした。一応、全作拝見しましたが1作目のインパクトは凄かったです。物語は悪の窃盗団から、お宝を奪い返す物語なのですが物語は二の次、アクション演技に目が釘付けです。こちらの作品も見終わると身体を動かしたくなります。未見の方は必見。アクション好きにもオススメ。)

■深刻な環境問題を考える時に見るべき映画

不都合な真実

(2006年のアメリカのドキュメンタリー映画。環境問題をテーマにしたドキュメンタリー作品。公開されてから15年、劇的に改善された訳ではない現在、もう一度考え直してみてはどうだろうか。温暖化の影響は近年、考えられない様な現象を世界各地にもたらしている。今からでも遅くない、一人、一人出来る事をやってみよう。当時、見た時は衝撃的でした。ニュース等で世界の異常気象、現象を見ていると映画の中だけでは無く、現実に起こりつつある事態なのだと再認識しました。)

■身動きできない状況下での緊張感を味わいたい時に見るべき映画

フォンブース

(2002年制作のアメリカ映画。サスペンス作品で中々ハラハラさせられました。主演はコリン・ファレル。近年での有名出演作は「トータル・リコール」のリメイク版でしょうか。出先で何気なく使用した電話ボックスで足止めをくらい、身動きが出来なくなる、ある意味監禁されるシチュエーション下で展開されるサスペンス作品。使用した電話ボックスで生死を分ける体験をする男の物語。ありそうで無かったシチュエーション下のストーリー。古い作品ですが、楽しめます。ご覧あれ。)

■違った観点から1つの物語を楽しめる作品を見たい時に見るべき映画

バンテージ・ポイント

(2008年のアメリカ映画作品。スペインでの米国大統領狙撃事件を8人の観点から織りなすストーリー。米国大統領、狙撃事件を8人の観点から辿っていくサスペンスアクション作品。こういう観点からのストーリー展開は斬新で当時、楽しめました。引き込まれる内容で作品にのめり込めます。主演は演技派デニス・クエイド。地味ながら迫真の演技に魅了されます。話の展開もスピーディです。)

■変わった世界観を持つファンタジー作品を見たい時に見るべき映画

ダレンシャン

(2009年の作品。作品としては酷評。続編も制作予定だったが現在白紙状態。私個人としては傑作、秀作では無いが独特の世界観を持った作品としては評価出来る。内容は面白いかと聞かれると微妙だが、楽しめる作品。当時、ファンタジー系といえばダントツ、「ハリーポッター」だったが比べると段違いの作品。だが、悪くはありません。世界観の設定も独特で個性があります。興味のある方は見て下さい。)

■隠れた名作品を見たい時に見るべき映画

ロシアンルーレット

(2010年の作品。貧しい少年が一攫千金を狙って危険なゲームに参加する物語。シチュエーションは17人のメンバーで輪になって拳銃で頭を撃ち抜くというゲームに参加する内容。B級扱いですが、秀作。主演は「トランスポーター」主演のジェイソン・ステイサムミッキー・ロークも出演しています。気になる最後は?結末は見てのお楽しみです。淡々と進められる殺人ゲーム。死と隣り合わせの展開に見ている側も緊張します。是非、ご覧下さい。)

2021年1月5日(火)

■血は出ないが精神的に怖い映画を見たい時に見るべき映画

ミザリー

(1990年の作品。原作はスティーブン・キング。流血シーン等は無いが心理的、精神的に怖いです。ジャンルとしてはホラー?サスペンス?というくらい血しぶき等のシーンは皆無です。雪の時期に車で事故を起こした作家が体験する恐怖体験の物語。30年ぐらい前の作品ですが古臭くなく、現在でも通用する作品だと思います。雪の時期に車の事故をおこしてしまった作家の主人公が狂信的な自分の小説の愛するファンに助けられて恐怖体験をする話になっています。熱狂的なファンを演じる俳優、キャシー・ベイツもハマり役です。実在しそうな感じにリアリティーがあってめちゃくちゃハマり役です。今の寒い時期、当初公開時に見た時も2月の寒い時期でした。未見の方は、特に今の時期、必見です。)

■異常気象に不安を覚えている時に見るべき映画

デイ・アフター・トゥモロー

(2004年の作品です。名優デニス・クエイドです。代表作は「インナー・スペース」です。異常気象が気にされ始めた頃、予期が現実のものとなり、その中でも生き残ろうとするサバイバルな物語です。VFXも凄くリアリティーがあります。物語への没入感も凄いです・近年、現代社会でも異常気象への懸念は沢山ありますが、この時期だからこそ、この作品を見て環境問題について考えるキッカケになればと思います。自然は凄い。一人一人の心掛けで健全な環境を維持していきましょう。そうでなければ、この映画が現実のものとなります。)

■最後のシーンが印象的な作品を見たい時に見るべき映画

猿の惑星

(近年、リメイク版、新たなシーズンとして公開されていましたが、やはり元祖の1作目を見た時の衝撃は凄まじかったです。1968年の作品。猿に支配される惑星を描いた作品だったが最後に意外な事実が発覚する。という最後のシーンが印象的でした。ネタバレはしませんが宇宙船に乗って宇宙に出た乗組員が不時着した惑星は猿に支配された惑星だった。この作品を見たのは私が小学生の低学年の頃。当時はビックリしたのと動物園の猿を見て「コイツらは侮れない。」と思ったものです。古い作品ですが、近年リメイク作も出ているので、興味を持たれたら元祖の1作目からご覧になられてはいかがでしょうか。)

■気持ちに余裕を持ちたい時に見るべき映画

ミセス・ダウト

(名優ロビン・ウィリアムズ主演のファミリーものの作品で1993年発表作品。嫁と離婚危機になりながら、家事をこなした事が無い主人公が悪戦苦闘しながら子供たちとの愛を深めていく物語です。女装ものは気持ちが悪いと思われがちですが、本作はコミカルに表現されているので楽しめます。見終わると何故か、ほっこりします。暖かい気持ちを持ちたい時に見て下さい。気持ちに余裕ができます。)

 

■アニメを実写化した時の凄さを味わいたい時に見るべき映画

トランスフォーマー

(2007年の作品。御存知の大ヒットシリーズの1作目です。当時、初めて劇場で見た時はビックリしました。映像技術の進化をまじまじと実感しました。その後、ブルーレイディスク版が販売され、ホームシアターで見ると感動モノでした。CG技術は進んでいるがフルレンダリングで制作されている本作は凄い驚きと発見がありました。後に映像技術の世界で仕事をする様になって分かったのですがCGを作成することも大変ですが、その作品を動かすのにも膨大な時間と費用が掛かるという事実です。日本ならではの特撮技術ではないフルCGによる映像作品です。残念ながら劇場で見た時よりもホームシアターで見た方が細部まで映像を楽しめて良かったです。劇場は大画面で迫力がありましたが、画質がブルーレイディスクと比べると粗い感が否めません。映画館を否定する訳ではありません。映像技術力の革新が消費者にも手軽に自宅で楽しめる環境に感謝したいです。)

2021年1月5日(火)

■ちょっとエッチなサスペンスを見たい時に見るべき映画

ワイルド・シングス

(続編があり、全部で4作ぐらいありますが私は1作目のみ観賞しました。マット・ディロンケビン・ベーコン主演の作品です。1998年の作品です。当時レンタルビデオでレンタルして観賞しました。サスペンスものという事で奥さんの妹と一緒に見たのですが、ちょっとエロチックな内容に焦った思い出があります。男前のマット・ディロン、「フットルース」のケビン・ベーコンなので爽やかなサスペンスかシリアスな内容だろうと思い拝見したのですが話の流れもありますが、少々性描写度が高いなと言うのが素直な感想でした。でもストーリーは上手く作られていて非常に楽しめる内容となっています。意外な結末も飽きさせない内容となっています。ブルーレイディスクが発売当初もソフト化されていたので一定の知名度、人気のあった作品なのだと思います。興味のある方は、是非見て下さい。)

■過去に行った善行をかみしめる余韻に浸りたい時に見るべき映画

グラン・トリノ

(2008年の作品です。この作品もクリント・イーストウッド監督の作品。見返りを要求せずに人の為に善行を行う姿に心を打たれます。欧米人がアジアン系の民族の少年をひょんなきっかけで面倒を見て成長させていく過程や地元ギャング団との争いを展開させていくストーリーに見る者は物語に引き込まれていきます。「ミリオン・ダラー・ベイビー」、「ミスティック・リバー」同様、見た後に心に残ります。是非、ご覧あれ。)

■スタイリッシュでロックなアクション映画を見たい時に見るべき映画

デスペラード

(1995年の作品です。全3部作となっており、この作品は2作目となっています。主演はアントニオ・バンデラス。有名作品としては「スパイキッズ」シリーズに出演されています。メキシコ、ギャングの抗争のアクション作品ですが中身が凄いです。スタイリッシュな銃さばき。撃ち方、演出等、漫画的といえばそうなのですが、あえてロック的テイストも入っている娯楽アクション作品です。俳優陣が中々の画になっています。メキシコギャングものという事で西部劇風な感じもしますが、見て頂くと分かります。アントニオ・バンデラスの代表作ともいえる作品です。)

■古典演劇作品を現代風に解釈した作品を見たい時に見るべき映画

ロミオ+ジュリエット

(1996年の作品です。有名なシェイクスピア作品を現代風にアレンジした作品です。剣を銃に置き換えて、騎士団をギャングに置き換えた作品。劇中も悲劇になっているのですが、現代風アレンジが良い意味で馴染んで現代風で作品に没入し易いです。公開当時は話題になり、若かりし頃のディカプリオに会えます。この頃は若いのもありますが、顔つきがシャープ。美少年でやんちゃな雰囲気が合っています。20年以上前の作品ですが、色褪せない輝きがあります。)

■非現実がある日常を体験したい時に見るべき映画

ワイルド・アット・ハート

(1990年の作品です。巨匠デビット・リンチの作品。ロードムービー形式のある男女の物語。幻想的、夢か現実か分からない手法はリンチ監督の十八番とするところ。暴力描写も今からするとタランティーノに匹敵する迫力です。主演の女優、ローラ・ダーンは他のリンチ作品にも多く出演しています。代表作は「ジュラシックパーク」「ツイン・ピークス」です。ロードムービー形式の作品ですが作品は2時間ものの物語となっており、楽しめます。優しさと力強さを兼ね合わせた女優さんです。これもある意味、ロックテイストが色濃く出ている作品です。)

■血が出ないホラーサスペンス物を見たい時に見るべき映画

ケープフィアー

(1991年の作品です。大俳優ロバート・デ・ニーロ主演です。この作品、視覚的にも怖いのですが凄いのはロバート・デ・ニーロが入れている入れ墨です。まだ、この頃GNRもそんなにメジャーではなかったし、プリズンブレイクも放映されていないし、ブランキーもデビューしたばかりで、そんなに知名度は無かったので、作り物とはいえ迫力とインパクト大でした。狂気の演技もさすがですが、現実にこの様な人物が居たら本当にビックリです。ストーリーは犯罪者と事件担当の弁護士への恨みからの復讐劇なのですが、違った意味で怖いです。20年以上前の作品ですが、機会があれば見て下さい。見る時は部屋を暗くしていると雷光の演出度がアップします。当時、劇場で観賞したので迫力ありました。)

2021年1月4日(月)

明けまして、おめでとうございます。本年度も宜しくお願い致します。

 

■まだまだ若い世代には負けないと思った時に見るべき映画

RED

(2010年の作品。引退した各世界のエキスパート集団、超危険人物に指定されているロートル集団が起こす物語。各界隈のエキスパートがチームとなり、現代勢力に対抗して物語が展開して行きます。「さすが玄人、経験値が違う。」という場面が幾つも出てきます。年を取って昔とは違うと感じる世代には共感できる部分が多いと思います。出演している配役陣も決して若くはありません。リアリティーもあり、軽い気持ちで見る事の出来る、アクション娯楽作品です。続編も制作されており、今作同様に楽しめます。)

■近未来、導入される可能性があるかもと不安と期待が入り混じる世界観を感じ取れる映画

TIME/タイム

(2011年の作品。遺伝子操作により歳を取らなくなった人類が各々の時間が通貨価値になる世界での貧富の差とひょんな、きっかけで膨大な時間を手の入れた貧困層の若者を巡る物語。現代社会でも貧富の差は大きくなりつつありますが、そう遠くない未来を暗示させる様な作品です。110分ぐらいの作品ですので、そんなに長くない物語ですが色々な要素が詰まっています。未見の方は、機会があれば是非見て下さい。)

■タイムトラベル物、難解なストーリーを見たい時に見るべき映画

LOOPER/ルーパー

(2012年のこちらの作品もブルース・ウィリス主演の映画です。未来の犯罪組織からの依頼で過去の人物を殺しにやって来た殺し屋を巡るストーリーです。当時、予告編を見た時から見てみたいと期待させた作品です。あらすじは未来からやって来た時空を超えてやってくる殺し屋の話です。タイムトラベルが軸になっているので、話が進むと頭がこんがらがってしまうかも知れませんが楽しめる作品です。難しい内容でも無いので気軽に見れます。是非、ご覧あれ。)

■肉体派のアクションを見たい時に見るべき映画

ランボー

(肉体派アクションスター代表格はアーノルド・シュワルツェネッガーシルベスター・スタローンですが、個人的にはスタローンを推したいです。シュワちゃんも良いのですが、元ボディビルダーとあってか見せる筋肉になっているような感があります。その点、スタローンのランボーシリーズは動く筋肉美が凄いです。その中でも「ランボー」1作目はリアリティーがあり、楽しめると思います。ベトナム帰還兵の主人公ランボーが偏見迫害で田舎町の警察、州兵を巻き込んで物語は展開してゆく。公開当時、私が小学校高学年でした。その後、2作目が中学生、3作目は高校生でした。2、3作目になると超人的な作られたアクション性が高いのですが1作目は派手さも少なく、ドラマとしても仕上がっていると思います。古い作品ですが、原点回帰という事でご覧になられては、いかがでしょうか。)

■漫画的なアクション娯楽作品を観たい時に見るべき映画

トゥルーライズ

(アーノルド・シュワルツェネッガー主演の1994年の作品です。阪神淡路大震災の前に見に行った記憶があります。物語は普通の夫婦と思われている旦那が実はシークレットサービス機関並みの諜報部員の主人が普通の妻を巻き込んで展開する超ド級のアクション娯楽作品です。この作品は日本では正式にブルーレイ化されていません。「アビス」と同じくジェームズ・キャメロンの作品です。私自身DVDのDTSサウンド版を所有しており、見ましたが現在でも通用するVFXでした。「アビス」同様ブルーレイ化していただきたいです。一説によるとキャメロン監督がブルーレイ化に当たって内容、映像美に対してGOサインが出ない為だとも言われているみたいです。今後の発売に期待です。現在DVD版でも劇場で見た感じの迫力は再現されています。TVの洋画劇場とかでも過去に何回か放送されています。興味のある方は是非、見て下さい。楽しめます。)

■変わった世界観のヒーローものを見たい時に見るべき映画

ザ・ボーイズ

(現在シーズン2が放映中であり、物語は完結していませんが新しい切り口で見る者を魅了するストーリーが満載です。異能力者と共存している世界のお話です。異能力者と普通の人間達との対決?とも取れる作品です。何気なく普通に暮らしているつもりの異能力者も普通の人間からすると立場や能力の違いもありますが、他の者に関しては害になる場合もあるという観点から物語は進んでいきます。XMENと違い突然変異で生まれたのではなく、作偽的に作られた存在だった事を話が進んでいくにつれて判明します。何の為に?と中々新しい観点で構成された話の内容に引き込まれていきます。異能力者=正義の人という先入観を見事にブチ壊してくれます。スーパーマンの様な能力者もいるし、アクアマンの様な能力者もいます。しかし勧善懲悪の人物ではありません。身勝手で子供の様に自己中で慢心的な出演者です。ヒーローものを期待すると裏切られます。アメリカのアメコミ物はXMENに代表される様に人種差別の問題であったり、男女の違い、性別だったり内面的なメンタルの部分の描写が多いのですが「ザ・ボーイズ」もその様なヒーローものではなくヒューマニズムな物語です。残酷描写も多少ありますが面白いです。機会があれば、是非ご覧になってみては。)

■和製ホラーの有名作を今こそ味わいたい時に見るべき映画

リング

(和製ホラーの代名詞ですが、海外でもリメイク作品が作られる等、今となっては幅広く知られています。私がこの作品を知ったのが大学浪人時代です。当時、文庫本を読み知ったのがきっかけで、続く「らせん」も同時期に読みました。その後、あれやこれやと言う間にTVドラマ、映画化し有名になりました。物語終盤のTVから出て来る貞子が印象的ですが物語の内容は当時では斬新なアイデアの作品でした。ただのホラー作品では無く、呪いが伝染するという仕組みがかなり斬新でした。原作を読んで作品を見ると数倍楽しめます。ただ貞子がTVから出て来るだけのホラー作品では無いのです。ビデオテープも今となっては過去の遺物ですが当時は全家庭にあるくらいの普及率でした。作品を詳しく知らない方は是非、ご覧になって下さい。)

■最後まで気が抜けない映画を見たい時に見るべき映画

スティング

(1973年の作品です。古典作と侮るなかれ、非常に優秀作で現在でも充分楽しめます。出演は「ハスラー」のポール・ニューマン、近年では「アベンジャーズ」にも出演しているロバート・レッドフォードです。違法賭博の金を強奪するというサスペンス的テイストもある作品です。最後まで目が離せない展開で見る者を飽きさせません。見終わったら、素直に面白かったと思うでしょう。未見の方は、見て下さい。)

■近年もあった人種差別問題の事件を知りたい時に見るべき映画

ミシシッピー・バーニング

(1988年の作品。当時、映画館で観賞しました。アメリカの人種差別の問題を議題にしたドキュメンタリーっぽい作品。当時、スーパーマンシリーズで悪役だったジーン・ハックマンが正義の捜査官役を演じていたのが印象的でした。KKKという集団が怖い集団だったんだなという事を認識した作品でもありました。近年もありましたが、有色人種の白人、黒人という問題はアメリカと言う国の歴史上、避けて通れないテーマとなっています。この作品を通して差別問題の実態と言うものが理解できると思います。他にも人種差別の問題の映画はありますが、悪役のジーン・ハックマンが正義の捜査官役だったのが印象的でこの作品を挙げました。)

■やってしまった事の後悔に悩む時に見るべき映画

ミスティック・リバー

(2003年の作品。ある誤解で取り返しのつかない事をしてしまう登場人物の物語。アカデミー賞は取れなかったが最多の6部門ノミネート作品。巨匠、クリント・イーストウッドの作品。見終えた後に残る感じもこの監督ならではの手法だろうか?見て損は無しの珠玉の一品です。未見の方は是非、見て下さい。)

■夢を取るか現実を取るかの選択時に見るべき映画

ミリオン・ダラー・ベイビー

(2004年の作品。こちらもクリント・イーストウッド監督の作品。公開時はエンディングに賛否両論があったが、リアリティーある演出とやるせない展開が心を打ちます。私自身、エンディングは見る者の捉え方かなと言うのが素直な意見です。一夜にしてシンデレラストーリーの階段を上る彼女の物語。最後は涙無しでは見られませんでした。TVでも何度か洋画劇場とかでも放送されています。見て下さい。)

2020年12月29日(火)

■人のために何かをする事に感動したい時に見るべき映画

シンドラーのリスト

(1994年の作品です。当時、大学生だった私は授業をサボって劇場で観ました。上映時間は3時間以上。観終わってトイレに駆け込んだものです。このような長時間作品も今や家で余裕を持って高画質・高音質で観る事が出来る良き時代となったものです。「96時間」主演のリーアム・ニーソン主演です。監督はスティーブン・スピルバーグ第二次世界大戦時のドイツ、ナチの占領下でのホロコーストを舞台にしています。リーアムの演技もそうなのですが、人を助けるためにあらゆる財産を手放していく行為に対して、もっと自分を犠牲にすれば良かったと自責の念を告白するシーンは涙を誘います。スピルバーグ監督の作品はフィクション系の作品が多いのですが、この作品はファンタジー系ではなくノンフィクション系の作品です。自己犠牲な行為に心を打たれます。)

■勇気が貰える作品であり、何かに挑む前に見るべき映画

ロッキー

(超有名なボクシング映画なので、ご存知の方も多いはず。続編合わせて、全7作ほどありますが個人的には1作目を推したいです。3作目くらいからフィクション色が濃くなった気がするので、こちらをオススメします。チンピラ同然のある若者が、ボクシングと出会い、ボクシングを始め、生涯の伴侶と巡り合い恋を実らせ、栄光も掴むという正にアメリカンドリームの実現です。古典作品ですが元祖スポ魂。未見の方は見るべし。この精神は長年経った現在でも通用します。この作品をバネにして、未知なる次元にチャレンジしましょう。)

 

■笑いが欲しい時に見るべき映画

少林サッカー

(2001年の作品。今から20年程前の作品。香港映画でVFXも稚拙だが、とにかく笑えます。昔、八百長を行い落ちぶれたサッカー選手が少林拳の達人とその仲間と共にサッカーチームを結成し、全国制覇を目指しながら誇りを取り戻していく物語。ストーリーも面白く、笑いが溢れ、飽きさせない作品となっています。当時は話題になり、興行収入も盛大だった記憶があります。久々の香港映画の大ヒット作となりました。昔、小学校時代にジャッキー・チェンが流行った以来の快挙でした。)

 

■ホラー系だけど悲劇、怖い中に物語が欲しい時に見るべき映画

ザ・フライ

(この作品はリメイク作品になり1986年発表ですが、初版は1958年の作品「ハエ男の恐怖」になります。物語は「物質転送機」を発明中に自信を実験台にして実験を行った結果、異物が混入し蠅と同化してしまう科学者の話です。主演はジェフ・ゴールドブラム。「ジュラシックパーク」シリーズに何度か出演しているのでご存知の方も多いかも知れません。悲劇ですが当時はVFXがスゴイと思った印象があります。初版も観ましたが1986年度版の方は現代的でフィクション感が無い、リアリティー志向にあると思います。続編もありますがホラーテイストが高いので1作目がオススメです。)

 

■あきらめたくない時に見るべき映画

オデッセイ

(2015年マット・デイモン主演の作品。火星探索の任務中に一人、火星に取り残されてしまう主人公のその後を描いた作品。地球から遥か彼方、連絡も取れない、食料も限られている、移動手段も無い極限の状況下で生き抜こうと奮闘する主人公の行動力に勇気を貰えます。ありえないシチュエーション下で、足掻きながら模索する主人公の姿勢にあきらめない精神に心動かされ共感出来ます。結末が用意されている物語なので最後まで楽しみながら観られます。)

■びっくりする結末を楽しみたい時に見るべき映画

ショーシャンクの空に

(1995年の作品。ティム・ロビンス、名優モーガン・フリーマン主演の名作。アカデミー賞は取れなかったがノミネートは多部門の7部門にわたる秀作。作品の原作はスティーブン・キング。ホラー作品だけではないと知らしめる作品。無実の罪で投獄された囚人の物語。ラストは奇想天外な終わり方で観終えると妙な充実感がある。古い作品で画的に派手さもないが、いぶし銀の様な作品。未見の方は、是非観ていただきたいです)

■お洒落で音楽も良いアダルト雰囲気な映画を見たい時に見るべき映画

パルプフィクション

(1994年の作品。巨匠クエンティン・タランティーノの作品。代名詞の暴力描写もさることながら音楽、ストーリーも秀作。オムニバス形式の様な3つのストーリーが絶妙に絡み合う作品となっている。現在なら、当たり前程度の暴力描写なので血が苦手人でも十分楽しめる作品。皆のヒーロー的なブルース・ウィリスが慮辱されるシーンとか、ある意味笑い、楽しめる作品になっています。トラボルタのダンスシーンとかスタイリシュで良い感じです。)

■リアルな殺し合いがあるリベンジ物を観たい時に見るべき映画

キルビル

(シンプルな題名ですが、正にその題名通り「ビルを殺す」ストーリーとなります。2部作に渡る長編映画で1、2合わせると4時間程の長編大作となります。殺し屋だった妊娠中の主人公の結婚式当日に襲撃犯が現れ、主人公にも重傷を負わし長年、昏睡状態にさせます。昏睡状態から目覚めた主人公の復讐劇が始まる処から物語が始まります。1は18R指定、R15指定となっています。相変わらず暴力描写が激しいですが、現在となってはそんなに強調される事も無い様な感じだと思います。グロくも無いので怖くは無いです。長い話ですが続けて観ていただきたいです。長編ですが浮き沈みもあり、退屈させない作品になっています。未見の方は、是非観ましょう。)

■色褪せない青春時代をプレイバックしたい時に見るべき映画

ブレックファストクラブ

(モリー・リングウォルド、エミリオ・エステべス主演の青春モノ。懲罰登校を命じられた5人の個性バラバラな生徒達が「自分とは何か」の課題のテーマを通して心を通わせていく青春ストーリー。日本と欧米の文化の違いは在るが、若者特有のフラストレーションや興味のあるものは全国共通なのだなと思わせる感慨深い作品。正に青春の1ページ。ストーリーは単純な1日の出来事だが、この様な体験が青春の1ページなのだなと思わせる作品。観るべし。)

■お洒落な音楽と御伽話のようなストーリーを楽しみたい時に見るべき映画

恋の行方 ファビュラスベイカーボーイズ

(1989年の作品。ミッシェル・ファイファー、ジェフ・ブリッジスボー・ブリッジス主演のラウンジ酒場を舞台としたシンガーと音楽隊の物語を綴る作品。ジャズピアノ調の音楽も良いが、このメンバーの関係がスタイリシュで当時、格好いいと感じた。サントラのCDも購入し、現在でも時折聴いている作品。ストーリーは単純な酒場の恋物語なのだが、音楽とミッシェルのセクシーな感じが心地良い作品に仕上がっています。是非、観て下さい。)

 

2020年12月28日(月)

■漫画をそのまま映画にしたクオリティの高い作品を見たい時に見るべき映画

シンシティ

(日本ではR-15指定作品。)3つの話からなる、フランク・ミラー原作のアメコミ。原作のコミック感を損なわずに見事に映像化に成功している。内容はハードボイルド&ラブストーリー風な過激な暴力描写もありの素晴らしい作品に仕上がっている。モノクロが画風にカラーのアクセントを入れる事により一層コミック調な仕上がりになっている。スタイリシュでオシャレな不思議な世界観があり、原作を知らない人でも充分楽しめます。コミック風な作品を楽しみたい方にお勧めです。

 

■意外なラストに驚愕したい時に見るべき映画

SAW

(一応、シリーズ全7作ありますが、作品を追うごとにマンネリ化している部分もありますが、何と言っても第1作目。ラストの展開はハッとさせられます。2004年の作品ですが、知らない人は今見ても充分楽しめます。まさにサスペンススリラー。当時、真夜中にDVDで観賞していてラストにビックリしたのを覚えています。内容はありきたりな主人公を巡る事件なのですが。。少し怖いシーンもありますが未見の方は一度観賞をオススメします。)

 

■今の時期ならではのシチュエーションかと思わせる作品を見たい時に見るべき映画

AKIRA

(今から30年以上前の漫画を原作としたアニメーション映画。劇中も東京オリンピックが開催される時期の日本が舞台なので共感できる部分は多いかも?初めて劇場化された当時、私は高校2年生で、この漫画も連載中でした。ですが、漫画が終わっていないのに劇場版で上手い事、話を完結させています。所謂、漫画より先にアニメーションで展開が分かると言った試みが今となっては斬新だったなと思います。勿論、アニメより原作漫画の方が事細かく描かれていますが映画の方も遜色ない完成度になっています。当時、驚いたのは芸能y山城組の起用での音楽表現。今でも色々な音楽表現がありますがCDが普及始めた当時、かなりのインパクトがありました。それとこの「AKIRA」。作画の大友克洋は以前にも角川アニメーションの「幻魔大戦」のキャラコンテを手掛ける等、評価、実力的にも評価の高い先生でした。それらの技術が結集しこの作品を完成させました。近年、4kリマスター版もメディアとして発売され、その人気の高さが伺えます。未見の方は是非、見て下さい。)

 

■「AKIRA」を観たなら、これも見て欲しい、見るべき映画

幻魔大戦

(元の原作は平井和正の小説。第1部は全20巻。私が小学校6年生の時に劇場公開され、私は実際に劇場で1日に3回観ました。正義の超能力集団と悪の幻魔一族と言う悪魔集団との戦いを描いた話です。当時の映画館は人の入れ替えだけで観賞席を追い出される事は無かったので小学生の私は昼前から入り、夕方まで観ていました。映像、ストーリーも良かったのですが、音楽も良かった。主題歌はローズマリー・バトラーと言う女性が歌っており当時TVのベストテンとかに出演していたのを覚えています。サントラはエマーソン・レイク&パーマと言うグループが手掛けており、当時お小遣いでレコードを購入した思い出があります。小説も中1ぐらいに全巻読破しました。原作は長いので映画以降の話も沢山あり読み応えもあります。幻魔大戦以降、新幻魔大戦、真幻魔大戦と全部で60巻くらいあります。作者が近年死去の為、完全なる完結に至っていませんが一応話は収束しています。作画もストーリーも音楽も最高の作品です。興味のある方は是非、見て下さい。)

 

 

2020年12月28日(月)

■とんでもない終焉を迎える物語を見たい時に見るべき映画

スペル

(旧スパイダーマンシリーズを監督していたサム・ライミ監督のホラー作品です。サム・ライミと言えばホラー作品なのですが、ホラーの巨匠、未だ健在を体現しています。銀行融資を断った相手、老婆から逆恨みされ呪われるという、なんとも理不尽な物語です。物語の終焉が「なんでやねん!」という感じで観ている側も腹立たしく感じる作品なのと、終焉のどんでん返しが非常に老婆に対して嫌悪感を抱きます。年を取っていくと、ある意味子供になるといいますが、正に理不尽な老婆の解釈に腹が立ちます。怖いのもありますが、それよりも厄介だなぁという思いの方が強かったです。意外とラストまで物語がしっかりしているので未見の方はオススメです。お年寄りは大事にしましょう。)

 

■ありえないシチュエーションとゲームの様なアクションが見たい時に見るべき映画

スターシップ・トルーパーズ

(1997年ポール・バーホーベン監督の作品です。「ロボコップ」という映画を御存知でしょうか?あの作品の監督です。「ロボコップ」もフィクションの未来の出来事を語った話でしたが、こちらもフィクションの未来の出来事の作品です。細部設定まで監修が行き届いており、フィクションとは思えない作品です。この作品も最後にアッと驚く結末があるのですが、それは見てのお楽しみです。シリーズ化しており、全部で大まかに3部、派生版を含めると5作ぐらいありますが、私は1作目しか印象に残って無いです。巨大昆虫軍団と戦いを繰り広げる作品でかなり非日常的です。スカッとしたい時、ゲームの様なアクション作品が見たい方、お勧めです。)

 

スプラッター系とは別の恐怖に浸りたい時に見るべき映画

痩せゆく男

(スティーブン・キング原作のホラー作品。血しぶき等のスプラッター系ではないが、ジワリと来る恐怖が怖いです。スティーブン・キングの原作を読んだ方は御存知だと思いますが原作小説の表現方法はかなり独特の表現方法があります。映画を見ると大した事無い、場面ですが、原作は何とも言えないような手の込んだ表現方法で描かれています。気に入った作品がありましたら、原作も読んで見るというのもオススメです。この作品もジプシーの呪いで苦しめられる話になりますが、血しぶき等の残虐描写は無いのですが充分怖いです。単純な世にも奇妙な物語っぽい作品だなと思いつつも充分楽しめる作品です。是非、ご覧下さい。)

 

■ハラハラする現実味のある作品が見たい時に見るべき映画

ザ・インターネット

(サンドラ・ブロック主演のスリラー作品です。TVシリーズ版もあったみたいですが、そちらは未見です。この女優さんは日に「スピード」と言う作品のヒロインを演じます。1995年当時の作品で今と比べると、かなりアナログ感があります。公開当時は阪神大震災があった頃なので携帯電話、ガラケーが普及する前ですね。作品内で出て来る記憶媒体USBメモリーとかではなくフロッピーディスクなので1.55MBぐらいの容量です。今からするとその様なデータサイズに機密事項が?という感じですが、当時はまだDOS/Vコマンドプロンプトコマンドラインを入力して実行だったと思うので、最先端スリラー映画って感じでした。ある意味、文系だった私がPCを使用する職業に就きたくなったきっかけの一つなのかも知れません。それだけインパクトのあるフィクションとは思えない作品でした。1枚のフロッピーを手に入れた事によって機密情報にアクセス出来る様になったり、巨大な権力争いに巻き込まれて行ってしまう展開に引き込まれます。レトロ感満載かも知れませんが、機会があれば見て頂くと嬉しいです。)

 

■異星人関連でアクション対決を見たい時に見るべき映画

プレデター2

(プレデターシリーズと言えばシュワルツェネッガーの1作目が有名ですが私としては直接繋がる訳では無いですが、1作目のジャングルから現代の市街地コンクリートジャングルに舞台を移して物語は展開するこの作品が大変オススメだと思います。1作目の見えない恐怖から現代の技術を駆使して対抗する現代人の話にシフトチェンジしていますが、見えていても圧倒的な戦力差、尚も知恵を振り絞って対抗していく現代人類との戦いを描く点が見ている側からすると作品に引き込まれます。この作品がきっかけで後に「エイリアンVSプレデター」と言う作品が生まれます。この作品もシュワルツェネッガー主演予定でしたがほぼほぼ無名の黒人俳優が演じています。でも話が良ければキャストが誰であれ、素晴らしい作品になるのだなと思いました。未見の方は、是非御覧ください。)